HD建機、KOICA IBS I-Dayセミナーでベトナム人材育成の知見を共有

HD建機(HD Construction Equipment):2026年6月12日

HD建機は6月12日、韓国・ソウルの科学技術センターで開催された「2026年KOICA IBS I-Dayセミナー」に参加し、ベトナムで進めているIBS(Inclusive Business Solution)プロジェクトの取り組み事例を紹介した。本セミナーは韓国国際協力団(KOICA:Korea International Cooperation Agency)が主催し、同プログラムの普及・促進を目的として開催されたもの。

同イベントは、KOICAのIBSプログラムへの理解を深めることを目的としたもので、2025~2026年に新たにIBS協定を締結した計18社が参加。HD現代建機のほか、HD現代重工業(HD Hyundai Heavy Industries)なども出席し、各社がプロジェクトの進捗や運営ノウハウを共有した。

HD建機はセミナーにおいて、昨年7月に始動したベトナム向け「グリーン&スマート建設機械人材育成プロジェクト」を紹介した。同社はベトナム・ハノイの職業訓練校である中央交通大学第1校(CCT1:Central College of Transport No.1)と連携し、整備技術者の育成、技術教育の提供、優秀学生および経済的困難を抱える若者への奨学金支援、さらに技能五輪(WorldSkills Competition)出場者の育成支援などを実施している。

一方、HD現代重工業(HD Hyundai Heavy Industries)はペルーの造船分野における人材育成・能力強化プロジェクトを紹介。同国で成長が見込まれる造船市場を対象に、造船技術者180人の育成および現地海事企業18社への技術コンサルティングを進めている。

また、HD建機のグローバルトレーニングセンターは2026年、ベトナムでの活動をさらに拡大する計画であり、主に▲ホイール式油圧ショベルおよび教育用機材の供給、▲技能五輪・建設機械整備部門におけるベトナム代表チームの選抜・育成、▲現地指導員および技術者向け高度研修の実施、などを重点施策として展開する。

同社は今後、ベトナムの建設機械市場におけるプレゼンス拡大を通じて事業成長を加速させる方針であり、長期的な成長基盤の強化に加え、グローバル競争力の一層の向上を図るとしている。

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