小松(中国)投資有限公司(Komatsu (China) Investment Co., Ltd.):2026年6月15日
コマツ(Komatsu)は、中国・山東省済寧市に建設を進めていた新工場を竣工し、6月5日に正式稼働を開始した。小松(中国)投資有限公司(Komatsu (China) Investment Co., Ltd.)傘下の小松機械製造(山東)有限公司(Komatsu Machinery Manufacturing (Shandong) Co., Ltd.)が運営する。2年以上をかけて整備した新工場の稼働により、中国における生産体制を刷新し、自動化、スマート化、グリーン化を軸とした新たな生産体制を構築する。
6月5日には、済寧高新区で新工場の竣工・稼働記念式典を開催した。式典には、済寧市政府、コマツ(Komatsu)、コマツ中国グループ各社、中国工程機械工業協会の関係者に加え、全国のサプライヤー、代理店、顧客など約260人が出席した。
式典では、済寧市委員会副書記・市長の張海波(Zhang Haibo)氏、コマツ社長の今吉琢也氏、コマツ(中国)投資有限公司董事長兼総経理の費春江(Fei Chunjiang)氏、中国工程機械工業協会会長の蘇子孟(Su Zimeng)氏がそれぞれ挨拶。新工場の稼働を祝うとともに、技術革新、品質向上、業界への貢献などに期待を示した。
その後、出席者が新工場の稼働開始を見届け、コマツ側代表とパートナー企業代表が記念碑の除幕と記念植樹を行った。
新工場では、設備面だけでなく生産方式も刷新した。工場が立地する産業園区では、11社の外部協力企業を誘致して入居させ、「完成機+部品・関連企業」が一体となった産業集積を形成。コマツ独自の一体型生産拠点として、サプライチェーンの効率化を図る。
生産現場ではデジタル化を全面的に進め、IoT(モノのインターネット)技術や自動化生産ライン、AIを活用した品質検査システムなどを導入した。これにより、従来型の製造からデジタル技術を駆使したスマート製造への転換を進め、生産性と品質管理の高度化につなげる。
今後は、日本のコア技術と中国のスマート製造技術を融合し、「品質と誠実」を基本理念として高品質な製品を継続的に生産する方針。コマツは新工場を、中国市場における生産基盤の強化に加え、建設機械業界の高水準なモデル工場として位置付け、業界の高品質な発展を支える拠点に育成していく。
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