・電動化・自動化を軸に次世代鉱山ソリューション強化
4月21日――中联重科(Zoomlion)は、超大型油圧ショベルおよびインテリジェント鉱山機械分野の最新動向を公表し、グローバル市場での事業拡大を加速している。大規模化・高効率化・低排出化が進む採鉱分野に対応し、電動化やスマート化を軸とした統合ソリューションの提供を強化する。
同社は100トン超クラスの油圧ショベル市場で存在感を高めており、60トンから1,000トン級までをカバーするフルラインアップを構築。ZE1050GからZE2000Gシリーズに加え、400トン級の超大型機「ZE4000G」、バケット容量35m³の電動ショベル「ZRS35G」、ハイブリッド電動駆動の鉱山用ダンプトラック「ZTE520」などを展開している。
機械単体にとどまらず、鉱山操業全体の高度化にも注力。電動化やハイブリッド、水素エネルギーの導入を進めるほか、メガワット級の超急速充電設備や移動式エネルギー供給システムを組み合わせ、運用効率の向上とCO₂排出削減を図る。また、「スマートビークル」「スマートドライビング」「スマートマイン」「スマートロジスティクス」から成る統合エコシステムを構築し、遠隔操作や故障予兆検知、予知保全を実現している。
個別機種では、架線給電とバッテリーを組み合わせたデュアル電源方式のワイドボディトロリートラック「ZT115DPEV」を投入。充電インフラ制約の緩和と輸送効率の向上を両立する。また、「ZT160HEV」インテリジェント採鉱トラックは、マイナス30℃の寒冷環境下で120台以上が稼働し、24時間365日の自律運転を実証するなど、過酷環境での信頼性を示している。
中联重科の土工機械部門であるズームライオン・アースムービング・マシナリー(Zoomlion Earthmoving Machinery)の呉元峰副総経理は、「単なる機械供給にとどまらず、電動化技術やインテリジェントシステム、ライフサイクルサービスを統合し、顧客の総運用コスト低減と安全性・生産性向上に貢献する」と述べた。
2025年は同部門が大きく成長し、中国国内で増収を確保するとともに、海外売上は前年比で約3倍に拡大。中联重科は先進製造やデジタル技術、グリーン技術への投資を継続し、持続可能で高度化した世界の採鉱分野における競争力強化を進める方針。
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