IHIは4月20日、所有する固定資産の一部を譲渡することを決定したと発表した。資本効率の改善および成長・育成事業の強化、事業ポートフォリオの変革に向けた投資原資の確保を目的とする。
譲渡資産は東京都江東区所在の建物・土地の持分2件。いずれも賃貸用不動産で、信託設定したうえで同信託に基づく信託受益権を譲渡する予定だ。譲渡益はそれぞれ約153億円、約240億円で、合計約393億円(概算)となる。
譲渡先は国内の複数の一般事業法人。詳細は各譲渡先の意向により公表を控える。譲渡先と同社との間には特筆すべき資本関係、人的関係、取引関係はなく、関連当事者には該当しない。また、反社会的勢力でないことを確認済みである。
譲渡日程は2026年4月に売買契約締結および所有権持分移転を予定。
業績への影響として、2027年3月期連結会計期間の連結財務諸表においてその他の収益として約393億円を、同期の個別財務諸表において特別利益(固定資産売却益)として約393億円をそれぞれ計上する見込み。
同社は中期的な収益性の改善および財務基盤の強化に向け、事業構造改革を確実にやり切るとともに、計画的な資産売却等の取り組みを進めていくとしている。