古河産機システム、小山工場で高校生向け工場見学を実施

・キャリア教育を通じ次世代人材の育成に貢献

古河機械金属は4月20日、産業機械部門を担う古河産機システムズ(東京都千代田区)が小山工場(栃木県小山市)において、地元の栃木県立宇都宮工業高校の生徒を対象とした工場見学を実施したと発表した。地域の工業教育への協力を通じ、将来の進学や就職を考える機会を提供し、次世代人材の育成につなげる狙い。

今回の見学は3月12日に実施され、同校機械システム系の1年生40名が参加。事業概要や製品説明に加え、製造工程や品質管理、安全への取り組みについて説明を行ったほか、ポンプや鋼構造物(橋梁など)の製造現場を見学した。また、閉式吊下げ型コンベヤ「SICON(ジコン)」の実証機の見学も実施し、実機を通じた理解促進を図った。

同社のポンプ事業は、鉱山の排水処理用途として開発されて以来100年以上の歴史を有する。スラリーポンプや汚泥ポンプは、耐久性・耐摩耗性に優れ、製鉄所の水砕設備や非鉄製錬所の原料輸送設備、下水処理場、トンネル工事現場など幅広い分野で活用されている。

また、マテリアル機械分野では、破砕機や粉砕機、造粒機、スクリーンなどをラインアップし、砕石場や鉱山、製鉄・化学・非鉄金属プラント向けに展開。単体機械の提供にとどまらず、周辺プロセスを含めたプラントの設計・製造・据付まで一貫して手掛ける点を強みとする。

コントラクタ事業では、橋梁や高速道路高架橋など鋼構造物の設計・施工・運転管理を一括で担う体制を構築。近年は、環境負荷低減や安全性向上に寄与するベルトコンベヤによる土砂搬送工事の需要が拡大しており、都市部や山間部など多様な現場ニーズに対応している。

同社は今後も、地域の学生に対する体験機会の提供を通じて企業理解を深めるとともに、キャリア教育支援を継続し、産業界を支える人材の育成に貢献していく方針。

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