伊藤忠商事、日立建機株の追加取得が完了、北米中心に協業強化へ

伊藤忠商事は4月15日、日立建機の株式追加取得について、関係当局の承認取得などを経て一連の取引が完了したと発表した。今後は北米市場をはじめとする重点地域での協業を加速し、同社の競争力強化を図る。

今回の取引は、日本産業パートナーズ(JIP)が関与する投資ファンドの枠組みのもとで実施された。具体的には、HCJホールディングスとシトラスインベストメントが折半出資するHCJIホールディングスにおいて、HCJが保有するHCJI株式の全持分を自己株式として取得するスキームを採用した。

HCJIによる自己株式取得の相手先はHCJホールディングスで、取得価額は1,340億8,000万円となる。

日立建機は2027年4月に「ランドクロス株式会社」へ商号変更を予定しており、今回の資本関係の整理は、今後の経営体制強化に向けた重要なステップと位置付けられる。

伊藤忠商事は、今回の株式追加取得により、日立建機との連携を一段と強化。特に北米市場など重点地域において販売・サービス・金融機能の連携を深化させることで、同社の経営基盤強化とグローバル競争力の向上に寄与していく方針。

なお、本件が2027年3月期の連結業績に与える影響については現在精査中であり、5月1日に公表予定の2026年度経営計画にて詳細が示される予定。

ニュースリリース