伊藤忠商事、アイチコーポレーション株を追加取得、連携強化で高所作業車事業の成長加速

伊藤忠商事は4月7日、持分法適用会社であるアイチコーポレーションの株式を追加取得すると発表した。取得を通じて両社の連携を一層強化し、高所作業車事業における成長とシナジー創出を加速する。

国内の高所作業車市場は、電力・通信・建設分野を中心としたインフラ整備需要の拡大を背景に堅調に推移している。海外市場でも、先進国ではインフラの維持・更新、新興国では都市化や電力・通信インフラ整備の進展により需要が拡大している。

こうした中、アイチコーポレーションはトラックマウント式高所作業車で国内約7割のシェアを持つ業界大手であり、長年にわたりインフラ整備を支える製品とサービスを提供してきた。

伊藤忠商事は2025年5月の資本提携以降、同社とパートナーシップを強化。国内ではファイナンス、アフターサービス、中古車販売などバリューチェーンの拡充を進めるとともに、海外市場の開拓にも共同で取り組んできた。これにより、両社間のシナジーは着実に顕在化しているという。

今回の追加取得により、こうした取り組みをさらに深化させ、アイチコーポレーションの持続的成長とグループ全体での価値創出を加速する方針だ。伊藤忠商事は経営方針「The Brand-new Deal ~利は川下にあり~」のもと、マーケットイン視点でのビジネスモデル構築を進めており、本件もその一環と位置付ける。

■株式取得の概要
銘柄コード:6345
銘柄名:株式会社アイチコーポレーション
取得予定株式数:最大3,953,819株(議決権割合6.12%、発行済株式総数比5.30%)
取得方法:市場外相対取引および市場買付け
取得時期:2026年4月上旬より順次実施予定

※市場動向などにより上限まで取得しない可能性あり

■会社概要(アイチコーポレーション)
所在地:埼玉県上尾市
設立:1962年
代表者:中澤俊一社長執行役員

なお、本株式取得は議決権の5%以上取得に該当するため、金融商品取引法に基づく「公開買付けに準ずる行為」として公表された。

ニュースリリース