・クラス最長70mブームを実現
タダノは4月20日、最大クレーン性能250t吊りのオールテレーンクレーン「AC 5.250-2」の国内販売を開始したと発表した。同クラス最長となる70mブームを搭載した新モデルで、日本市場向けにフルモデルチェンジを実施した戦略機種となる。
■クラス最長の70mブームと2種のジブで高揚程作業に対応
新開発のロングブームは250t吊りクラス最長となる70mを実現。ブーム先端に装着するジブは「フルオートラフィングジブ(FLJ)」を標準仕様とし、ブーム長と合わせた最大長は92.8mに達する。オプションの「油圧チルトジブ(HOJ)」では6mインサートジブを追加することで最大112mまで対応し、幅広い高揚程作業ニーズに応える。
■シングルエンジン方式と欧州最高水準の排気規制に対応
クレーン部・キャリヤ部共通のシングルエンジン方式を採用し、定期メンテナンスの負担を軽減。搭載エンジンは欧州の最厳格排出ガス規制「EU StageV」に対応したメルセデスベンツ製で、低騒音型建設機械の指定も取得している。公道走行時は旋回体と起伏シリンダを搭載したままの走行姿勢とすることで、現場での組立・搬送準備の時間短縮を実現した。
■搬送性と安定性能も向上
カウンタウエイトの搬送分割単位を最大10tに設定して輸送利便性を改善するとともに、最大カウンタウエイトを80tに設定することで安定性能も確保した。
■製品概要
販売価格はフルオートラフィングジブ仕様が4億3,000万円(税別)、フルオートラフィングジブ+油圧チルトジブ仕様が4億6,000万円(税別)。年間販売目標台数は15台。
なお、AC シリーズはタダノと独メーカーの日独共同開発による世界戦略機種で、全世界への供給を目的としている。タダノは1955年に日本初の油圧式トラッククレーンを発売して以来、建設用クレーン分野のリーディングカンパニーとして事業を展開。2023年には世界初となるフル電動ラフテレーンクレーンを市場に投入しており、中期経営計画(2024〜2026年)で掲げる「Reaching new heights」のスローガンのもと、事業拡大を推進している。
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