古河ロックドリル、吉井工場で中高生向け体験型プログラムを実施

・ものづくり現場と社会課題の関係を体感

古河機械金属は4月17日、グループ会社の古河ロックドリル(東京都千代田区)が、吉井工場において中高生を対象とした体験型プログラムを実施したと発表した。渋谷教育学園渋谷中学高等学校の生徒らを受け入れ、工場見学や講義、若手技術者との対話を通じて、産業機械の役割やものづくりの魅力を伝えた。キャリア教育支援の一環で、次世代人材の育成につなげる。

同プログラムは、一般財団法人経済広報センターが実施する教育企画に協力して行われたもの。参加者は中学1年から高校2年までの生徒27人と教員などを含む計34人。トンネル掘削に使用されるドリルジャンボの実機見学や製造工程の視察、社会課題と技術をテーマとした講義などを組み合わせ、現場を多角的に体感できる内容とした。

講義では、少子化や生産年齢人口の減少といった社会課題に対し、トンネルドリルジャンボがどのように貢献しているかを解説。設計・製造・制御・安全といった複数分野の技術が融合する産業機械の役割を紹介した。生徒は実機の見学や乗車体験を通じて、機械のスケールや技術の奥深さを実感した。

また、設計部門の若手技術者との対話では、仕事のやりがいや失敗からの学び、進路選択の考え方などについて意見交換を実施。参加者が将来のキャリアを具体的に考える機会となった。

終了後のアンケートでは、満足度は平均8.9点(10点満点)、「友人や後輩に薦めたいか」は平均9.0点と高評価を得た。「実際に大きな機械を見てものづくりの魅力を感じた」「失敗を重ねて改善する姿勢が印象に残った」などの声が寄せられた。

古河機械金属グループは今後も、業界や職業理解の促進を通じて、学生のキャリア形成を支援する取り組みを継続していく方針としている。

ニュースリリース