不二越、次世代協働ロボット「COPARO MZS」シリーズを拡充、可搬重量12kg・18kgの2機種を新たに投入

不二越は4月17日、同社の次世代協働ロボット「COPARO MZS」シリーズに新機種「MZS12」および「MZS18」を追加、同月より販売を開始すると発表した。

■拡大する自動化需要に対応

先進国における労働人口の減少や人件費の高騰を背景に、製造現場ではAI化・自動化への需要が急速に高まっている。人との協働作業や柔軟な生産ライン構築を可能にする協働ロボットへの注目度はとりわけ高く、フィジカルAIを搭載したロボット開発の動きも活発化している。こうした市場環境を受け、同社は2025年12月、AIとロボットを融合した自律型ロボット開発の第一弾として、小型協働ロボット「MZS05」を市場投入した。同機は独自センサーにより人や障害物との接触前に停止する安全機能を搭載しつつ、クラストップレベルの高速・高精度を実現した製品として、多くのユーザーから高い評価を得た。

■より大きな可搬重量・リーチへの要望に応える

MZS05の市場投入後、ユーザーから「より可搬重量が大きく、よりリーチの長い機種が欲しい」との声が相次いだ。今回発売する2機種はこれらのニーズに直接応えるもの。

「MZS12」は最大可搬重量12kg、最大リーチ1,214mmを実現。「MZS18」は最大可搬重量18kg、最大リーチ1,107mmを備え、より重量物や広範囲の作業工程への適用を可能にする。位置繰り返し精度はいずれも±0.025mmと高精度を維持しており、精密加工や組立工程への導入にも対応する。

■製品仕様一覧

機種:MZS05/MZS12(新)/MZS18(新)
最大可搬重量:5kg/12kg   /18kg
最大リーチ:927mm/1,214mm/1,107mm
位置繰り返し精度:±0.02mm/±0.025mm/±0.025mm
本体重量:62kg/75kg/74kg
対応制御装置:CFDs/CFDs/CFDs

■販売目標と今後の展開

価格はオープン価格。販売目標はMZS12・MZS18それぞれ年間2,400台(2026年度)を掲げる。

同社は今後もラインナップの拡充と新たなCOPAROロボットの開発を継続し、顧客の生産性・品質向上への貢献を目指す方針。「COPARO」(Collaborative Partner Robot)のコンセプトのもと、ロボットが人の「頼れる同僚」として生産現場に定着することを目指している。  

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