ユングハインリッヒ、イタリア・ミラノに地域配送センター新設、南欧の部品物流を強化

ユングハインリッヒ(Jungheinrich):2026年4月13日

ユングハインリッヒは4月13日、イタリア・ミラノに新たな地域配送センター(RDC)を開設し、アフターサービス用スペアパーツ物流の強化に乗り出した。南欧における物流網を拡充し、サービス水準の向上と環境・コスト両面での効率化を図る。

今回開設した「ミラノRDC」は、同社の欧州顧客サービス物流ネットワーク戦略の中核拠点の一つ。ユングハインリッヒ・サービス&パーツ(Jungheinrich Service & Parts)の物流責任者フランク・ノブロッホ(Frank Knobloch)氏のもと、今後はイタリア市場向けのスペアパーツ供給を担う。

市場に近接した立地を活かし、配送距離を短縮するとともに、日常オペレーションにおける部品供給の即応性と在庫可用性を向上させる。

■カットオフタイム延長で即応性向上

同拠点の稼働により、サービス技術者向け部品注文のカットオフタイムが大幅に改善された。従来より遅い時間帯まで受注し、当日出荷が可能となることで、サービス対応の迅速化を実現する。

ユングハインリッヒのロジスティクスネットワーク・プロジェクトマネージャーであるケビン・ストロミンスキー(Kevin Strominski)氏は、「ミラノRDCによりスペアパーツ物流を市場に近づけ、サービスレベル向上の基盤を構築した。カットオフタイムの延長と輸送距離の短縮により、顧客ニーズに迅速かつ確実に対応できる」とコメントしている。

■CO₂排出削減など環境面でも効果
 
新拠点の導入により、輸送距離の短縮を通じてCO₂排出量の削減にも寄与する。従来の供給体制と比較して輸送起因の排出量を大幅に低減し、同社のサステナビリティ目標達成に貢献する。

■物流コスト低減と供給網の安定化
 
さらに、最適化された地域配送体制により、輸送・荷役・プロセスコストを削減。需要に応じた在庫配置と効率的なネットワーク構造により、サプライチェーンの予見性と安定性も高める。品質や供給能力を維持しながら、長期的なコスト競争力の強化を図る。

ユングハインリッヒは今回のミラノRDC開設により、南欧におけるスペアパーツ物流の高度化を一段と推進。顧客志向、効率性、持続可能性を軸とした次世代物流体制の構築を進める方針。

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