オークラ輸送機(兵庫県加古川市)は4月10日、本社工場敷地内に新たな研究開発拠点「MIRAI Innovation Labo(MIRAIラボ)」を完成したと発表した。新製品開発の高度化とオープンイノベーションの推進を通じ、次世代マテリアルハンドリング分野での価値創出を加速する。
同社は、人手不足を背景に製造・物流現場で省力化・自動化ニーズが急速に高まる中、AIやロボティクスなど先進技術を融合したマテハン機器・システムの開発強化が不可欠と判断。開発・製造・実証を一体化した環境を整備することで、現場課題に迅速に対応できる開発体制の構築を狙い、同拠点を新設した。
MIRAIラボは、延床面積約5700㎡の地上2階建て施設で、「Collaborate(共働)」「Composed(静穏)」「Concentrate(集中)」の“3C”をコンセプトに設計した点が特徴。2階にはフリーアドレスの執務スペースに加え、大中小の会議室やプレゼンテーションルーム、共創スペース、コミュニケーションラウンジ、ライブラリーなどを配置し、部門横断の連携と創造性の向上を図る。
一方、1階は研究開発工場として位置付け、開発品の実機検証やプロトタイプ製作を行う。設計から試作、評価までをシームレスに行える体制を整備することで、開発スピードの向上と製品競争力の強化につなげる。
同社は今後、同拠点を大学や研究機関、スタートアップ企業などと連携したオープンイノベーションのハブとして活用する方針で、外部知見の取り込みによる新技術創出を目指す。
■プロジェクト概要
施設名:MIRAI Innovation Labo(MIRAIラボ)
所在地:兵庫県加古川市野口町古大内 900(本社工場敷地内)
構造:鉄骨造
階数:地上2階建
建築面積:2,909㎡
延床面積:5,668㎡
着工:2024年8月
竣工:2026年1月
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