ブラザー工業、国内で6カ所目の工作機械ショールーム併設施設「ブラザーテクノロジーセンター 九州」が完成

 ブラザー工業は3月19日、佐賀県鳥栖市に、国内では6カ所目となる、工作機械のショールームを併設するテクノロジーセンターを新設し、3月8日に稼働を開始したと発表した。今後は、工作機械の展示に加え、各種セミナーの開催、顧客へのサービスサポート活動などを行う拠点として活用していく。

<ブラザーテクノロジーセンター 九州 概要>
所在地:〒841-0081佐賀県鳥栖市萱方町167番地7
施設用途:工作機械の展示、セミナー開催、サービスサポート活動等
延べ床面積:405m2(ショールーム部分:202.5m2)

 ブラザーは、工作機械の展示を行うショールームを併設し、各種セミナーやサービスサポート活動を行う拠点をテクノロジーセンターの名称で、国内に5カ所1、海外に11カ所2設置している。九州地方においては、2008年に福岡県福岡市に「福岡営業所」を開設した後、2019年には福岡県筑紫野市に移転するとともに九州営業所に名前を変え、九州地方全域におけるサービス活動を担ってきた。今回、福岡県を中心とした自動車産業や、熊本県で工場建設が進む半導体製造装置の生産にともなう工作機械需要の拡大などに対応するため、営業拠点を閉鎖し、ショールームを備えたテクノロジーセンターとして新設することになった。九州地方では初、国内で6カ所目のテクノロジーセンターとなる。

 施設内には、SPEEDIO(スピーディオ)シリーズの「H550Xd1」、「W1000Xd2」、「U500Xd1」、「M300Xd1」、「S500Xd1」、「R450Xd1」の6機種を展示しており、顧客が部品を持ち込み、テスト加工などを行うことも可能。

 今後は同施設を活用して、サービスサポート活動を強化するほか、実機の展示や部品のデモ加工を通じて、顧客にブラザーの工作機械の高い生産性を知ってもらうための取り組みを推進していく。

*1:愛知、東京、大阪、仙台、北関東(群馬)
*2:米国、メキシコ、ドイツ、タイ、インド(2カ所)、中国(5カ所)

 ニュースリリース