ダンフォス(Danfoss):2026年8月10日
ダンフォスは、産業用冷凍設備向けに、ICF用の新型直膨・調整弁「ICFL 20」を投入した。アンモニア向けの「NeoCharge」膨張制御に対応するほか、各種制御システムにも適用でき、ポンプ循環式システムやゼロ過熱度WDX用途で安定した冷媒制御を実現する。
ICFL 20は、冷媒の正確かつ安定した噴射制御により、蒸発器の性能向上を支援する。アンモニアとCO₂を対象冷媒として最適化しており、単体の弁として使用できるほか、ICFバルブステーションの機能モジュールとしても構成可能。新設設備に加え、既存設備の改修にも柔軟に対応する。
新型の電動弁ICFL 20は、別売りのドライバー「EKE 100」と組み合わせて使用する。NeoChargeコントローラー「EKE450」からの信号をEKE 100で変換する構成となっている。
主な特長は、過渡状態や部分負荷時にも安定した運転と温度を維持できる点。ポンプ循環式およびゼロ過熱度WDX用途に対応し、CCRとWDXの各設計に共通する制御コンセプトを採用できる。
また、NeoChargeアンモニア膨張システムとの統合を想定しており、EKE 100ドライバーとEKE450コントローラーとの組み合わせによって、ゼロ過熱度WDX制御を実現する。アクチュエーターとドライバーを分離した構造とすることで、配線、試運転、保守作業を簡素化。起動時やプルダウン時、負荷変動時にも滑らかなステップ応答を可能にする。
ICFL 20は単体弁またはICF機能モジュールとして調達でき、設備仕様やプロジェクトに応じた構成を選択できることから、冷凍設備メーカー(OEM)や施工業者に対して、高精度かつ安定した冷媒制御ソリューションを提供する。
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