コスモス商事、鹿島建設と洋上風力基礎工事向け機材の販売・レンタル契約を締結

三洋貿易グループのコスモス商事(東京都千代田区)は、男鹿・潟上・秋田洋上風力発電所の基礎工事向けに、鹿島建設へ欧州製の専門機材を供給する。

三洋貿易は7月27日、グループ会社のコスモス商事が鹿島建設と、2028年6月に運転開始予定の男鹿・潟上・秋田洋上風力発電所(秋田県沖)の基礎工事で使用する機器類の販売およびレンタル契約を締結したと発表した。

男鹿・潟上・秋田洋上風力発電所は、日本初の大型商用洋上風力発電案件として2028年6月の運転開始を目指しており、基礎工事は2027年に実施される予定。洋上風力発電所の基礎施工には、大型かつ高度な専門機材が必要となる。

今回の契約に基づき、コスモス商事は基礎施工工事を担当する鹿島建設に対し、欧州の専門メーカーが製造する各種機材を供給する。主な対象機材は、MENCK(ドイツ)製の油圧ハンマー、OSBIT(英国)製の風車基礎施工用大型機器、Kimua(スペイン)製の重量物吊り上げ器具、TME(オランダ)製のTPカバー、Safelink(ノルウェー)製のショックアブソーバーのほか、関連する付属品類となる。

コスモス商事は、石油・天然ガスや地熱分野の掘削機材、海洋資源開発機器などの輸入販売・レンタルを手掛けており、近年は洋上風力発電分野向け機材の取り扱いも強化している。今回の契約は、同社が培ってきた海洋・エネルギー分野の専門性を生かした案件となる。

三洋貿易グループは今後も、海洋・エネルギー分野をはじめとするサステナビリティ関連事業の拡大を進め、高付加価値製品と技術サービスの提供を通じて事業基盤の強化を図る方針としている。

■会社概要

・コスモス商事株式会社
1990年設立。石油・天然ガス、地熱・温泉の掘削機材、地質解析ソフトウェア、海洋資源開発・海洋調査・洋上風力発電向け機材の輸入販売、レンタル、技術サービスを展開。2004年から三洋貿易の100%子会社。

・三洋貿易株式会社
1947年設立。ファインケミカル、インダストリアル・プロダクツ、サステナビリティ、ライフサイエンスの4分野で、輸出入・販売事業を展開する専門商社。高付加価値製品と技術サービスの提供を通じて、多様な産業分野の課題解決に取り組んでいる。

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