・JPNを連結子会社化 長期ビジョン&中期経営計画も進行中
油研工業が5月15日に発表した2026年3月期(2025年度)連結業績は、売上高328億6,400万円(前年同期比1.9%減)、営業利益17億2,800万円(10.0%減)、経常利益16億9,700万円(11.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益10億4,400万円(16.4%減)となった。
2025年度の世界経済は、米国の通商政策による不確実性、地政学的リスクの継続、中東情勢等、予断を許さない状況が続いた。日本経済は雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加により緩やかな回復基調が続いたものの、日中関係の緊迫化、物価上昇、円安基調の継続等により先行きは不透明な状況となった。
当期はJPN(東京都大田区)の株式100%を取得し、連結子会社化した(みなし取得日を期末としているため、損益への影響は軽微)。
■今後の見通し
次期(2027年3月期)の連結業績予想は、売上高345億円(前期比5.0%増)、営業利益17億5,000万円(1.2%増)、経常利益17億円(0.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(△4.2%)を見込んでいる。
日本では底堅い需要とJPN株式会社の売上取り込み、インド市場の設備投資対応を期待。一方、中国市場では競合との価格競争激化が見込まれるものの、ハイエンド製品拡販により売上確保を図る方針。
2027年3月期の配当は中間60円、期末90円、年間150円(前期実績と同額)を予定。配当性向50%程度を基準とする安定的配当と、総還元性向70%を目途とした自己株式取得を株主還元方針としている。
同社は2023年3月期を初年度とする「長期ビジョン~YUKEN GROUP VISION2030~」を推進中。油圧専業メーカーとして品質と信頼で社会に貢献する真のグローバル企業を目指し、現在は第2期(Step2:2025-2027年)として成長戦略を実践している。
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