トヨタ、インド・マハラシュトラ州に新工場建設、インド市場強化へ

・2029年前半に稼働開始/年産10万台体制を構築

トヨタ自動車(愛知県豊田市)は5月11日、インド市場における事業基盤強化に向け、インド・マハラシュトラ州ビドキン工業団地に、トヨタ・キルロスカ・モーター(Toyota Kirloskar Motor、TKM)の新工場を建設すると発表した。新工場は、インド国内に加え周辺地域向けの供給拠点として位置づけ、2029年前半の稼働開始を予定する。

新工場では、プレス、溶接、塗装、組立の各工程を備え、新型SUVを生産する。生産開始時点で年産10万台規模の能力を計画しており、従業員数は約2,800人を見込む。

トヨタは、インド市場について今後も需要拡大が続く重要市場と位置づけており、市場変化に柔軟に対応できる生産体制の構築を進める。今回の新工場建設により、商品供給体制を強化し、顧客ニーズに迅速に対応できる体制を整える。

また、同社は新工場を通じて、地域社会やサプライヤーなど多くのステークホルダーと連携しながら、インド自動車産業の発展や地域経済への貢献を目指すとしている。

マハラシュトラ州は、自動車・部品関連産業の集積が進むインド有数の工業州であり、ビドキン工業団地も新たな製造拠点として開発が進められている。トヨタは同地域への進出により、中長期的なインド事業拡大を加速させる。

■プロジェクト概要
所在地:インド・マハラシュトラ州ビドキン工業団地
事業主体:トヨタ・キルロスカ・モーター(Toyota Kirloskar Motor、TKM)
稼働開始予定:2029年前半
生産能力:年産10万台
従業員数:約2,800人
主な工程:プレス、溶接、塗装、組立
生産車種:新型SUV

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