有沢製作所、電子材料分野の成長投資として岐阜県に新工場建設

・約100億円投資で供給体制とBCPを強化

有沢製作所(新潟県上越市、東京都台東区)は4月30日、取締役会において固定資産の取得に向けた手続きを開始することを決議し、岐阜県に新工場を建設する方針を発表した。電子材料分野における事業拡大と生産能力増強を目的とした成長投資で、投資額は約100億円を見込む。

同社は中期経営計画に基づき、主力の電子材料事業の強化を進めており、今回の新工場建設は塗工関連製品の需要拡大に対応するもの。旺盛な需要を確実に取り込むため、供給体制の一層の強化を図る。

また、本件は単なる能力増強にとどまらず、生産拠点の分散化によるBCP(事業継続計画)の強化も重要な狙いとする。自然災害などの外部リスク発生時においても安定供給を維持し、顧客信頼の確保と中長期的な企業価値向上につなげる考えだ。

新工場の竣工は2028年9月を予定。資金は自己資金および借入金で賄う。なお、取得先については正式合意後に公表する予定としている。

■プロジェクト概要
所在地:岐阜県
竣工:2028年9月(予定)
投資額:約100億円(予定、土地・建物・機械設備等含む)
資金計画:自己資金および借入金
目的:電子材料事業の拡大、生産能力増強、供給体制強化、BCP対応強化

ニュースリリース