パーカー・ハネフィン、2026年度第3四半期は売上高・調整後EPSが過去最高、通期見通しを上方修正

パーカー・ハネフィン(Parker Hannifin Corporation):2026年4月30日

米国・クリーブランド、モーション・制御技術のグローバル大手、パーカー・ハネフィン(Parker Hannifin Corporation、NYSE:PH)は4月30日、2026年度第3四半期(2026年1〜3月)決算を発表した。売上高は過去最高の54億8,600万ドルとなり、調整後EPSも過去最高を更新した。受注も9%増と堅調で、バックログは125億ドルの過去最高に達した。

■2026年度第3四半期の主な実績(前年同期比)
• 売上高:54億8,600万ドル(11%増、過去最高)
 有機的成長率は6.5%
• セグメント営業利益率:23.4%(前年差+20bp)
 調整後では26.7%(同+40bp)
• 純利益:9億400万ドル(6%減)
 前年同期は一時的な税制上の利益1億8,000万ドルを含む
• 調整後純利益:10億4,600万ドル(16%増)
• EPS:7.06ドル(4%減)
 前年同期は一時的な税制上の利益による1株当たり1.37ドルを含む
• 調整後EPS:8.17ドル(18%増、過去最高)
• 営業活動によるキャッシュフロー:9カ月累計で26億2,800万ドル(売上高比16.7%、過去最高)
• 自社株買い:当四半期に2億7,500万ドルを実施
• 通期の売上高・EPS見通しを上方修正

ジェニー・パーメンティアー(Jenny Parmentier)会長兼CEOは、「グローバルチームが再び記録的な業績を達成した。第3四半期は、売上高、調整後セグメント営業利益、調整後EPS、9カ月累計の営業キャッシュフローで過去最高を記録した」と述べた。
さらに、「強い受注と過去最高のバックログを背景に、通期の見通しを引き上げ、調整後EPSは前年から2桁成長を見込む」と説明した。

■通期見通し(2026年6月期)
会社は2026年6月期の見通しを次のように更新した。
• 売上高成長率:7%
• 有機的売上高成長率:5.5%
 買収効果:1%、事業売却影響:▲1%、為替影響:1.5%
• セグメント営業利益率:23.9%
 調整後:27.2%
• EPS:27.10ドル
 調整後EPS:31.20ドル

■セグメント別動向
<多角化産業セグメント(Diversified Industrial Segment)>
• 北米事業の売上高は21億4,100万ドル、有機成長率は2.8%
• 工場内・産業用途、オフハイウェイ、エネルギー関連が成長を牽引
• 調整後セグメント営業利益率は25.3%と過去最高
• 受注は7%増と堅調[添付]
<国際事業(International Businesses)>
• 売上高は15億3,100万ドル、前年同期比12.7%増
• アジアがけん引し、有機成長率は9.6%
• 調整後セグメント営業利益率は25.3%と過去最高
• 受注は6%増で、長期案件の電子機器および防衛向け受注が寄与

<航空宇宙システム事業(Aerospace Systems Segment)>
• 売上高は18億1,400万ドル、前年同期比15.5%増
• 商用OEM向けが22%増、アフターマーケットも14%増
• 調整後セグメント営業利益率は29.5%と過去最高
• 受注は14%増、OEMとアフターマーケットの両方で2桁成長

■受注・バックログ
パーカー全体の受注は9%増となり、すべての報告事業でプラス成長を確保した。[添付]
また、バックログは125億ドルと過去最高を更新し、多角化産業と航空宇宙システムの両セグメントで増加した。

■会社概要
パーカー・ハネフィン(Parker Hannifin Corporation)は、モーション・制御技術分野における世界的リーダーで、フォーチュン250に名を連ねる。100年以上にわたり、幅広い産業分野で技術革新を支えてきた。

ニュースリリース
第3四半期プレゼン資料