芝浦機械は4月20日、中国市場での事業拡大と経営効率向上を目的に、中国安徽省に新製造現地法人「芝机精密机械(安徽)有限公司」(英語表記:SHIBAURA MACHINE (ANHUI) CO., LTD.)を設立したと発表した。
同社は2002年に中国上海市に製造現地法人を設立し、長年にわたり中国および東アジア市場向けの供給体制を構築してきた。しかし、近年における市場環境の急激な変化や原価低減の必要性に対応するため、2024年より小型射出成形機の生産について中国国内のパートナー企業へのOEM委託への移行を段階的に進めてきた。
このOEM移行が完了したことを受け、生産規模の適正化と生産効率のさらなる向上を図るため、今回新たに安徽省への製造拠点移転を決定。上海市にあった既存の製造現地法人は閉鎖する予定である。
芝浦機械では、今回の生産体制最適化により、中国市場におけるコスト競争力の強化と、顧客への迅速な対応力向上を実現するとしている。特に、安徽省の新工場を活用することで、サプライチェーンの効率化と生産の柔軟性を高め、射出成形機事業の競争力強化につなげる方針。
同社は今後も、アジア地域を核としたグローバル生産ネットワークの再構築を進め、機械産業における持続的な成長を目指すとしている。
■プロジェクト概要
会社名:芝机精密机械(安徽)有限公司
所在地:中国安徽省
資本金:400万米ドル
事業内容:射出成形機等の製造・販売・サービス
営業開始:2026年5月1日(予定)