・シール材を有機・無機で網羅、中核5社の技術を結集
NOKとイーグル工業は10月1日、共同株式移転により持株会社「NOK Group株式会社」(本社・東京都港区、鶴正雄社長執行役員CEO)を設立し、経営統合した。20の国と地域にグループ111社、従業員約4万3,000人を擁する新体制が始動した。
統合により、NOKが強みとするゴムや樹脂などの有機材と、イーグル工業が手掛ける金属、カーボン、セラミックスなどの無機材を組み合わせ、幅広い素材を網羅するシーリングソリューションを提供する体制が整った。
グループ中核は、電子部品のメクテック、化学品のユニマテック、特殊潤滑剤のNOKクリューバーを加えた5社。各社の技術を掛け合わせ、材料開発から設計、量産までを一気通貫で手掛けるグループ総合力を打ち出す。
鶴CEOは「中核5社が一体となって成長領域に挑戦し、新たな価値の創出を加速させる」とコメント。「Essential Core Manufacturing」を掲げ、社会に「安全」と「快適」を提供し続ける姿勢を示した。
統合を機に、イーグル工業はコーポレートロゴを刷新した。2024年4月にNOKグループのCIを手掛けたクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が、新ロゴもデザインした。グループ全体のデザインの統一感を高め、グローバル市場でのシナジー発揮を目指す。
新持株会社の資本金は50億円で、グループ従業員数は4万2,843人。事業は、シール製品をはじめとする工業用機能製品や電子部品などを手掛けるグループ各社の経営管理、グループ全体の研究開発、コーポレート業務の遂行となる。