・2028年12月竣工予定
・特殊鋼・鍛造などの知見を結集し、共創型R&D拠点を整備
愛知製鋼(愛知県東海市)は9月8日、研究開発および技術人材育成環境の充実を目的に、新技術棟を建設することを決定したと発表した。総投資額は約100億円。2028年12月の竣工を目指す。
新技術棟は、同社事務2号館所在地である愛知県東海市荒尾町ワノ割1番地に建設される。延床面積約9,772㎡、免震構造の鉄骨造6階建て。1~3階を実験室、4~6階をオフィス、その他共用スペースとして整備する。
背景には、昨年2月に公表した「2024-26年度中期経営計画アップデート」がある。同社は「社会課題へのソリューション提供」を経営戦略の柱に据え、資源循環型モノづくりの進化と新技術開発を加速させている。自動車産業をはじめとする経営環境の変化と社会からの期待の高まりを踏まえ、特殊鋼、鍛造、ステンレス、スマート製品で培ってきた技術と知見を結集。開発プロセス改革を推進する中核拠点として位置づける。
具体的には、次世代材料や生産プロセス、DX活用などの研究開発を加速し、新たなソリューションとして社会に提供することで、持続的成長と社会課題解決への貢献を目指す。併せて「人を大切にする経営」の方針のもと、若手からベテランまで全人材の成長を促す環境を整備。部門を超えた技術交流や実践的な学びの場としても活用する。省エネルギー設備の導入や環境配慮型の施設設計を通じ、カーボンニュートラルに資する技術開発も進める方針。
同社は「環境に一番やさしい鉄屋」として、「世のため、人のため」「仲間のため」にお役に立ち続けることを掲げている。研究開発力・人材力・環境対応力の強化を通じて企業価値向上を図り、「よき社会は、よき素材から。」というミッション実現に向け、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。
■新技術棟概要
- 所在地:愛知県東海市荒尾町ワノ割1番地
- 延床面積:約9,772㎡
- 構造:免震構造・鉄骨造(6階建て)
- 竣工予定:2028年12月
- 総投資額:約100億円
- 主な機能:オフィス(4~6階)、実験室(1~3階)、共用スペース