ナブテスコが4月30日に発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)連結業績によると、売上高は830億3,200万円(前年同期比16.9%増)、営業利益82億900万円(同68.3%増)、税引前利益96億1,300万円(同105.5%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は54億8,300万円(同67.0%増)となった。
2026年第1四半期の売上高は、精密減速機の需要回復に加え、自動ドアや舶用機器でも需要が増加した。営業利益は増収による増益に加え、収益性改善活動「Project 10」が順調に進捗したことによるもの。
■セグメント別業績
<コンポーネントソリューション事業>
コンポーネントソリューション事業の売上高は前年同期比27.8%増の222億5,900万円、営業利益は同394.5%増の19億6,900万円となった。
精密減速機は、中国・韓国の自動車メーカーを中心とした設備投資の回復により産業用ロボット向けが増加したことに加え、一般産業向けでも需要が回復し、売上高は前年同期比で大幅な増加となった。
<トランスポートソリューション事業>
トランスポートソリューション事業の売上高は前年同期比13.6%増の248億9,100万円、営業利益は同25.1%増の40億7,400万円となった。
鉄道車両用機器は、中国地下鉄向け売上が増加した一方で、中国高速鉄道向けMRO(Maintenance, Repair and Overhaul)需要が減少したことにより、売上高は前年同期比で減少となった。
航空機器は、防衛費の増額による需要拡大により、売上高は前年同期比で増加となった。
舶用機器は、中国を中心とした新造船向け需要及びMRO需要が好調に推移したことにより、売上高は前年同期比で増加となった。
商用車用機器は、国内市場が緩やかな回復基調となり、売上高は前年同期比で増加となった。
<アクセシビリティソリューション事業>
アクセシビリティソリューション事業の売上高は前年同期比14.2%増の321億8,600万円、営業利益は同21.8%増の41億700万円となった。
自動ドア事業は、海外の建物用ドア及び国内のプラットホームドアでの需要が堅調に推移したことに加え、為替効果により、売上高は前年同期比で増加となった。
<その他>
その他の売上高は前年同期比4.4%増の36億9,600万円、営業利益は同41.1%減の1億6,800万円となった。
包装機は、国内食品メーカーを中心とした設備投資需要が堅調に推移したことから、売上高は前年同期比で増加となった。
■連結業績予想等の将来予測情報に関する説明
第1四半期連結累計期間において、持分法による投資利益が想定を上回ったこと、法人税等の見直しが発生したことを踏まえ、2026年2月12日に公表した業績予想を修正した。なお、中東情勢の緊迫化による影響については、先行きが引き続き不透明なことから業績予想には織り込んでいないとしている。
2026年12月期通期の連結業績予想は、売上高3,270億円(前期比6.2%増)、営業利益277億円(同33.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益186億円(同18.5%増)。前回発表予想から税引前利益を6億円、親会社帰属当期利益を10億円それぞれ上方修正した。年間配当は1株当たり82円(前期比2円増)を予定している。
ナブテスコの2026年12月期第1四半期決算短信
決算説明資料
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