エピロック(Epiroc):2026年9月9日
エピロック(スウェーデン・ストックホルム)は9月9日、スウェーデン・カルマル(Kalmar)において、油圧アタッチメント工具の増設生産拠点の稼働を開始したと発表した。同社は鉱山・インフラ関連産業向けの生産性・サステナビリティパートナーとして知られており、今回の拠点拡張は、建設分野をはじめとする顧客に高品質な製品・ソリューションを提供し、生産性向上を支援するという同社の姿勢を反映したもの。
新拠点は高度な自動化を実現した、拡張性の高いプレミアム製品向け生産拠点として位置づけられる。最小モデルの「SB 52」から最大モデルの「HB 10000」まで、油圧ブレーカのフルラインアップをここで生産する。同ブレーカは油圧ショベルに装着され、建設、解体、採石、鉱業、インフラ整備など、世界各国の現場で使用されている。
エピロック社長兼CEOのヘレナ・ヘドブロム(Helena Hedblom)氏は、「高品質な油圧アタッチメントの生産能力拡大は、世界中の顧客に対する当社の長期的なコミットメントを一層強固なものにする」とコメント。「この最新鋭の新工場は、まさに世界水準の生産体制を体現するものだ」と述べた。
増設された建屋の延床面積は8,000平方メートル超に及び、同拠点の生産能力を大幅に引き上げる。今回の拡張は、欧州域内における油圧アタッチメント工具の生産をスウェーデンに集約するというエピロックの方針に基づくもの。生産拠点の集約により、より強靭で効率的な操業体制を構築し、生産能力を高めるとともに、ブレーカの全ラインアップを一つの生産センターに統合した。同拠点で働く従業員数は約175人で、このうち今回の拡張に伴い新たに約40人が増員された。
■ エピロック(Epiroc)について
エピロックは鉱業・インフラ分野の顧客に向けたグローバルな生産性パートナーであり、持続可能な社会への転換を後押ししている。先進技術をもとに、削岩機(ドリルリグ)をはじめ、地上・地下向けの掘削・建設機械や工具など、革新的かつ安全性の高い機器を開発・提供。自動化、デジタル化、電動化に関するソリューションのほか、世界トップクラスのサービス・アフターマーケット支援も展開する。本社はスウェーデン・ストックホルムに置き、2025年の売上高は約620億スウェーデンクローナ(約9,920億円、16円換算)、従業員数は約1万9,000人。世界約150カ国で顧客と協業している。
コメントを投稿するにはログインしてください。