KOKUSAI ELECTRIC、富山県砺波市で約43,000㎡の土地を追加取得

・半導体製造装置需要の急拡大に対応

KOKUSAI ELECTRIC(東京都千代田区)は4月28日、富山県砺波市が所有する砺波事業所隣接地(高岡砺波スマートインター柳瀬工業団地 第2団地/富山県砺波市下中条)を新たに取得すると発表した。取得面積は約43,000㎡、取得価額は約10億円。土地の引き渡しは砺波市議会の承認議決等を経て、2026年9月頃までに完了する予定。

■市場成長が当初想定を上回る——拡張を前倒しで決断

今回の取得の背景には、半導体関連市場の想定外の急成長がある。AI・IoT・DXの急速な普及によるデータセンター投資の加速、グリーントランスフォーメーション(GX)への需要拡大に加え、半導体デバイスの多層化・微細化・三次元化が進む中で、より高性能な半導体製造装置へのニーズが世界的に高まっている。

同社はこうした中長期的な市場拡大を見越し、2024年10月に砺波事業所を操業開始。富山事業所(富山県富山市)から砺波事業所への生産機能移行を進めつつ、富山事業所を研究開発拠点として機能強化してきた。これらの施策は当初2030年までの市場成長を想定したものだったが、市場拡大のペースが予測を超えると判断し、隣接地の追加取得に踏み切った形。

■用途は「詳細未定」——生産・研究開発の両軸で活用へ

取得する土地の具体的な用途は現時点では未定とされているが、既存のサプライチェーンや物流網を有効活用できる立地を生かし、生産能力の拡大や研究開発の強化など、グループ全体の競争力向上に幅広く活用する方針だ。今期業績への影響はないとしている。

■プロジェクト概要
• 取引内容: 富山県砺波市所有の隣接地を取得
• 所在地: 高岡砺波スマートインター柳瀬工業団地 第2団地(富山県砺波市下中条
• 取得面積: 約43,000㎡
• 取得価額: 約10億円
• 売却主: 砺波市(砺波市長:夏野 修)
• 引き渡し予定: 2026年9月頃(砺波市議会承認議決等を経て)
• 取得理由: 半導体関連市場の想定超の急拡大に対応した生産・研究開発拠点の強化
• 業績への影響: 今期業績への影響なし

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