中联重科(Zoomlion)、700馬力級ハイブリッド車輪トラクターを海外市場で初投入、世界最高出力を実現

中联重科(Zoomlion):2026年4月21日

中联重科(Zoomlion)は、世界最高出力となる車輪式トラクター「DX7004」を海外のハイエンド市場向けに初出荷した。開封工業団地(Kaifeng Industrial Park)から出荷された同機は、大規模農業向けに設計された次世代モデルであり、同社の農機事業における高付加価値化とグローバル展開の象徴となる。

DX7004は、ハイブリッドパワートレイン構成を採用し、2基の電動モーターにより定格出力700馬力、最大出力1,200馬力を発揮する。超高出力ハイブリッド技術に加え、主要コンポーネントおよび制御システムはすべて同社の自主開発によるもの。超大規模農場での高負荷・高効率作業に対応し、高い牽引力と低燃費、環境負荷低減を両立することで、効率性と経済性を兼ね備えた新たな農業ソリューションを提供する。

作業効率やエネルギー利用効率、さらには知能化レベルにおいても、従来の国際的な高級無段変速(CVT)高出力トラクターを上回る性能を実現。自動走行および作業機の自動制御に対応し、高速作業時でもセンチメートル級の高精度を維持するなど、総合技術水準で世界トップクラスに達している。

同機は、大規模化・スマート化が進む農業生産の潮流を踏まえた中联重科の戦略的製品であり、高出力トラクター分野における海外大手メーカーの技術優位に対抗する存在と位置付けられる。製造を担う中联重科農業機械の開封工場は、業界先進のインテリジェント生産ラインを3本備え、デジタル化・知能化・グリーン化を志向した高級トラクターのスマートファクトリーとして機能している。

今後、中联重科農業機械は「ハイエンド化・国際化・新エネルギー」を軸とした戦略を推進し、新エネルギーおよび知能化分野への研究開発投資を一層強化することで、農業機械の電動化・高度化の進展をリードしていく方針。

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