JLGインダストリーズ(JLG Industries):2026年9月15日
JLGインダストリーズは、垂直マスト式リフトの新モデル「E25MCL」を北米市場に投入した。同機はコンパクトな車体に高い作業高を実現し、データセンターや施設メンテナンス、商業建設、産業施設など限られたスペースでの生産性向上を目指した電動式リフトだ。
ペンシルベニア州マコネルズバーグ(McConnellsburg)発――オシュコシュ・コーポレーション(Oshkosh Corporation)[NYSE: OSK]傘下で移動式昇降作業台(MEWP)およびテレハンドラのグローバルメーカーであるJLGインダストリーズ(JLG Industries, Inc.)は、垂直マスト式リフトの製品ポートフォリオに新型の高作業高モデル「E25MCL」を追加した。電動駆動のE25MCLは、進化する作業現場のニーズに応える技術と機能を搭載。限られた屋内環境で高い到達高と機動性が求められる用途に特化した設計により、オペレーターの生産性・効率向上を支援する。
E25MCLは、データセンター、施設メンテナンス、商業建設、産業環境などの用途を想定。コンパクトなフットプリントと向上した作業高を両立し、プラットフォーム高さ25フィート(約7.6メートル)、作業高さ31フィート(約9.4メートル)を実現しながら、狭いシャーシとゼロ内輪差旋回半径を備える。これにより、狭いスペースでの移動や障害物の回避が容易になる。標準プラットフォーム積載量は350ポンド(約159キログラム)、デッキ延長時の積載量は265ポンド(約120キログラム)で、高所作業に必要な工具や資材を効率的に運ぶことを可能にする。
「現代の作業現場のニーズが変化する中、アクセス機器も進化しなければならない」と、JLGのシニアプロダクトスペシャリスト、クリスティン・バイサ(Kristine Baisa)氏は語る。「JLGのE18垂直マスト式リフトモデルと同様、新型E25MCLはオペレーターの生産性、整備性、作業現場での汎用性を重視して設計された。同時に、スペースが限られた用途向けのコンパクトマシンに、より高い到達高と生産性重視の技術を搭載し、垂直マスト式リフトのラインアップを一歩前進させた」。
E25MCLでは、JLGの垂直マスト式リフトとして初めてプログレッシブエレベーテッドドライブ技術を採用。プラットフォーム上昇に応じて走行速度を調整し、高所での走行時も生産性を維持しやすくする。また、一部のシザーリフトにも採用されているJLG独自のバリアブルチルトテクノロジー(Variable Tilt Technology)を装備し、わずかな傾斜地でも作業範囲を最大化する。さらに、繊細な作業面を保護するための最大リーク封じ込めソリューションを備え、戦略的に配置された内蔵トレイが油圧システムの作動油を100%封じ込める設計となっている。
稼働時間の確保とメンテナンスの簡素化を目的に、バッテリーをボンネット下に移設、ハーネス配線を簡素化、部品点数を削減するなど、整備性を高める工夫も施されている。標準仕様はフルーデッド鉛酸(FLA)バッテリーで、AGMおよびリチウムイオンバッテリーのオプションも用意。さらに、先進的なフリート管理機能を提供するJLGクリアスカイ・スマートフリート(ClearSky Smart Fleet)の接続機能を標準装備する。
各種オプション・アクセサリーにより、多様な作業現場の要件に対応可能。例えば、コリジョンアボイダンス機能付きスカイスセンス(SkySense)は、特定の運転条件下で警告を発し、オペレーターの状況認識を支援する強化型物体検知オプションだ。
「E25MCLは、JLGがアクセス機器ポートフォリオ全体で実証済みの付加価値技術を応用し、機械の能力を拡大していることを示す」とバイサ氏は指摘する。「シザーリフトで既に使われている技術を垂直マスト式リフトに導入することで、変化する作業現場のニーズに応え、機械の稼働時間を支え、オペレーターの生産性を向上させるソリューションを継続的に開発できる」。
製品・サービスの詳細はJLGのウェブサイト(JLG.com)を参照。
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