鍛圧機械、2025年度受注は3.0%増の3,508億円

日本鍛圧機械工業会が4月8日に発表した鍛圧機械受注動向(業況調査)によると、2025年度の受注金額は3,508億円となり、前年同期比3.0%増となった。プレス系、板金系、サービス系のすべてで増加し、全体として堅調な結果となった。

上期はトランプ関税の影響により、特にプレス系の輸出が伸び悩んだものの、下期には輸出が回復。通期では前年を上回った。もっとも、今後については中東情勢の不透明感もあり、楽観視できない状況が続くとみられる。

機種別では、プレス系は1,309億円(前年同期比0.7%増)と微増にとどまった。小型、超大型プレス、フォーミング機、油圧プレス周辺装置は増加した一方で、中型・大型プレスは減少した。

板金系は1,225億円(同5.2%増)と堅調に推移した。内訳は、パンチングが8.4%増、プレスブレーキが14.6%増と伸長した一方、レーザ・プラズマは6.5%減となった。サービスは974億円(同3.6%増)であった。

需要分野別では、国内向けは1,458億円(同0.6%減)とわずかに減少した。輸送向けは5.2%増、金属製品製造は8.2%増、一般機械は0.3%増、鉄鋼・非鉄金属は36.2%増と伸びた一方、電機は18.7%減と落ち込んだ。

輸出は1,075億円(同7.9%増)と増加した。地域別では、北米向けが10.2%増、中国向けが43.7%増と大きく伸長した。韓国・台湾向けは0.4%増と微増、東南アジア向けは0.9%減とわずかに減少した。欧州向けは9.3%減、インド向けは24.7%減と低調だった一方、中南米向けは2.0倍と大幅な増加となった。

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