日本産業機械工業会がまとめた2026年2月の産業機械受注総額は5,111億円(以下、前年同月比24.9%増)となった。内需が3,577億円(17.0%増)、外需が1,534億円(48.3%増)と、ともに大幅に増加した。
内需では製造業向けが75.6%増、非製造業向けが27.9%増と大きく伸長した一方、官公需向けは52.6%減と大幅減、代理店向けは1.9%増となった。
機種別では、増加したのはボイラ・原動機(128.8%増)、タンク(3,758.5%増)、プラスチック加工機械(50.7%増)、圧縮機(11.5%増)、送風機(9.0%増)、変速機(10.8%増)の6機種。減少したのは鉱山機械(23.9%減)、化学機械(11.6%減)、ポンプ(10.2%減)、運搬機械(51.6%減)、金属加工機械(64.6%減)、その他機械(50.2%減)の6機種となった。
外需はプラント4件・129億円(119.8%増)となった。機種別ではボイラ・原動機(233.7%増)、ポンプ(53.6%増)、運搬機械(36.6%増)、変速機(26.4%増)、その他機械(1.2%増)の5機種が増加。一方、鉱山機械(37.2%減)、化学機械(12.6%減)、タンク(前年反動減)、プラスチック加工機械(13.3%減)、圧縮機(21.8%減)、送風機(39.7%減)、金属加工機械(48.6%減)の7機種は減少した。
■輸出契約、55.3%増の1,436億円、プラント倍増・単体も大幅増
2月の輸出契約額は主要約70社で1,436億円と前年同月比55.3%増となった。プラントは4件・129億円(119.8%増)、単体機械は1,306億円(50.9%増)だった。
地域別構成比はアジア50.6%、北アメリカ39.7%、ヨーロッパ4.0%、中東3.9%、南アメリカ0.8%。
単体機械の機種別では、ボイラ・原動機(243.5%増)、風水力機械(18.5%増)、変速機(28.7%増)、冷凍機械(33.7%増)が増加。一方、鉱山機械(42.2%減)、化学機械(28.9%減)、プラスチック加工機械(19.2%減)、運搬機械(37.0%減)、金属加工機械(27.8%減)は減少した。
2026年2月の受注は、製造業向けを中心とした内需の急伸に加え、外需もプラントおよび単体機械ともに大幅増となり、全体を押し上げた。特にタンクやボイラ・原動機など一部機種の伸びが顕著で、高い増加率となった。一方で、官公需の大幅減や一部機種の低迷など、分野別のばらつきも引き続き見られる結果となった。