ユングハインリッヒ、Häcker Küchen社ヴェンネ工場のモバイルロボットシステムを拡張

・増加する搬送需要に対応し、無人フォークリフトを3台追加導入―計16台体制に

 Jungheinrich(ユングハインリッヒ):2025年8月6日

 キッチンメーカーのHäcker Küchen GmbH & Co. KG(本社:ドイツ)は、ニーダーザクセン州ヴェンネ工場における構内物流の自動化を強化する。物流機器大手ユングハインリッヒ(Jungheinrich)は、同社のモバイルロボットシステムに自動運転フォークリフト「ERC 213a」を新たに3台追加導入し、運用台数は合計16台となる。

 追加導入の背景には、生産量の増加に伴う搬送ニーズの拡大がある。Häcker Küchenはこれまでも、ユングハインリッヒ製の自動スタッカートラックを活用して生産ラインやピッキングエリアへの搬送を行っており、今回も既存システムの拡張という形で導入が決定された。

 追加されるERC 213aはコンパクト設計で狭小スペースでも機動性を発揮。高精度のレーザーナビゲーションにより、倉庫内を正確かつ安全に走行できる。また、リチウムイオンバッテリーを搭載し、自動充電インフラを活用することで週5日24時間の連続運用(24/5オペレーション)を可能としている。

 Häcker Küchenのプロジェクトエンジニアであるアレクサンダー・ベラーネ氏は、「既存の13台では搬送ニーズに対応しきれなくなっていた。今回の拡張により、さらなる成長に向けた基盤が整った」と述べた。加えて、「ユングハインリッヒとの協業は、当社のニーズへの深い理解、高いシステム稼働率、信頼性の高いプロジェクト遂行に支えられている」と強調した。

 ユングハインリッヒ北部営業センターでモバイルロボット部門を率いるアレクサンダー・ニーケ氏は、「今回のプロジェクトは、既存の自動化ソリューションが柔軟に拡張され、技術的に発展し続ける好例だ」と述べ、継続的なプロセスレビューや倉庫レイアウトに関するワークショップが、経済的かつ効率的でニーズに即した最適なソリューションの実現につながったと説明した。

 この取り組みは、製造業におけるスケーラブルな自動化ソリューションの提供において、ユングハインリッヒが信頼できるパートナーであることを改めて示すものとなった。

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