ラック・ストーン、キャタピラーとの自律搬送成功を踏まえ拡大

・バージニア州の採石場で18カ月間の実証を終えた自律搬送システムを、さらに2カ所の採石場へ展開。

・安全性・一貫性の向上と従業員の新たな活躍機会創出を目指す。

・採石場向けとしては初めて、キャット775への自律搬送ソリューションを導入する。

キャタピラー(Caterpillar):2026年9月15日

アービング(テキサス州)、2026年9月14日、ラック・ストーン(Luck Stone)のブルラン採石場(Bull Run Quarry)で18カ月以上にわたる自律搬送の実証が成功したことを受け、ラック・ストーンとキャタピラー(Caterpillar、NYSE: CAT)は、バージニア州内のさらに2カ所の操業拠点への技術拡大を決めた。2024年11月の稼働開始以来、ブルラン採石場では自律トラックが350万トン超の搬送を実施した実績を基盤とする。

採石・骨材業界では、シフトをまたいだ生産の一貫性維持、安全性向上、人材の確保・育成といった課題が共通して存在する。ラック・ストーンは「技術は従業員が自らを最大限に発揮し、より安全で一貫した操業を実現するための手段」と位置づけ、人と技術・プロセスを融合させるキャタピラーのアプローチを選択した。

ラック・ストーン エンジニアリング・操業サポート担当副社長のトラヴィス・チューニング(Travis Chewning)氏は次のように述べている。
「ラック・ストーンでは、イノベーションは人間の潜在能力を引き出すものでなければならないと常に考えてきた。自律化は職場の安全性を高め、顧客向けの一貫性を向上させ、業界の進化に伴い従業員が新たなスキルを身につける機会を生む。キャタピラーとの協業により、まさにそれを実現でき、ブルランでの学びをさらに発展させることに期待している」

キャタピラー 資源産業部門グループ社長のデニース・ジョンソン(Denise Johnson)氏は「当社の使命は顧客の最も困難な課題を解決すること。ラック・ストーンのような顧客との協業が、業界全体に向けたソリューション進化に重要な役割を果たしている。両者で得た知見を基に、操業と人材育成の両面で測定可能な価値を生む自律搬送ソリューションを洗練・拡大できる。今回の拡大は、顧客との強固な協業がイノベーションを加速させ、実証済みのソリューションをより多くの現場へ届けることを示す」とコメントした。

拡大はキャタピラーが提供し、現地のキャットディーラーであるカーター・マシーナリー(Carter Machinery)がサポートする。ボスコベル(Boscobel)とベアレイトン(Bealeton)の2拠点で、キャット775トラック2フリートに自律搬送技術を統合するとともに、ローダーなど他の現場機器を補完する技術も導入する。採石業界の主力機種であるキャット775への自律搬送ソリューション展開は、キャタピラーとして初となる。

この動きは、キャタピラーが採石場向け自律化で勢いを増している最新の成果だ。キャタピラーの自律トラックはこれまでに累計130億トン超を搬送し、報告された負傷ゼロで4億5500万キロメートル超を安全に走行している。

キャット・マインスター(Cat MineStar)Command for haulingの詳細は、キャットディーラーへの問い合わせまたはcat.comを参照。

■ ラック・ストーン(Luck Stone)について

4世代にわたる家族経営のもと、100年以上にわたり強固なコミュニティ構築に取り組む。ラック・カンパニーズ(Luck Companies)の一部門であるラック・ストーンは、砕石・砂・砂利の生産で米国最大の家族所有・運営企業。建設・土木・環境産業向けに、道路・橋梁・建築物の基盤となる安定した品質の骨材・サービスを提供する。本社はバージニア州リッチモンド。1923年にチャールズ・ラック・ジュニア(Charles Luck Jr.)が創業し、現在はチャーリー・ラック4世(Charlie Luck IV)とリチャード・ラック(Richard Luck)が率いる。

■ キャタピラー(Caterpillar)について

1世紀以上にわたり、より良く持続可能な世界の構築に貢献。2025年の売上収益は648億ドル。建設・鉱山機械、オフハイウェイ用ディーゼル・天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル電気機関車の世界有数メーカー。主要セグメントは建設産業、資源産業、エネルギー・運輸の3つで、金融商品セグメントを通じて融資・関連サービスも提供する。

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