日立建機、日本 IR 協議会「IR 優良企業賞」を初受賞

 日立建機は11月16日、一般社団法人 日本 IR 協議会が主催する「IR 優良企業賞 2023」において「IR 優良企業賞」を初めて受賞したと発表した。

 「IR 優良企業賞」は、IR の趣旨を深く理解し、積極的に取り組み、市場関係者の高い支持を得るなど の優れた成果を挙げた企業を選び表彰することを目的としている。今年度は 347 社の応募があり、「IR 優良企業大賞」1 社、「IR 優良企業賞」7 社、「IR 優良企業特別賞」2 社、「IR 優良企業奨励賞」2 社 の計 12 社が選定された。

■日立建機の選定理由は以下の通り。(日本 IR 協議会のニュースリリースより抜粋)

 「近年、経営戦略や業績見通しの説得力が高まっている。日立製作所との資本関係変更後、23 年 4 月に公表した中期経営計画は注力分野を明確に示しており、意欲的な姿勢への評価が高い。経営層の IR への理解が深まり、事業計画の合理性や業績変動の分析・見通しの精度も高まっている。投資家の関心に応えて IR 活動も拡充している。経営トップとの対話機会や事業戦略の進捗説明、事業説明会や工場見学会の IR イベント開催なども評価されている。」

 また、日本 IR 協議会設立30周年記念表彰「IR 向上企業プレミアム」にも合わせて選定された。

 「日本 IR 協議会設立30周年記念表彰」は、中長期にわたって IR 活動を継続し、適切な情報開示と建設的な対話のレベルを高める取り組みが認められる会員企業を特別に表彰するもので、IR 優良企業賞の審査委員会が 2007 年から 2023 年までの 17 年間の審査結果を基に選考した。この表彰対象とな った企業のうち、対象期間中、審査委員の高い評価を安定的に得ており、IR 向上をめざす努力が認めら れる企業の 1 社として、日立建機が「IR 向上企業プレミアム」に選定された。

 日立建機グループは、今後も各事業についての説明会を積極的に開催するなど、投資家をはじめステー クホルダーとの対話を一層推進していく。

■IR 優良企業賞について
 IR 優良企業賞の詳細は、日本 IR 協議会のウェブサイトを参照。
https://www.jira.or.jp/activity/bluechip.html

■日立建機について
 日立建機は、油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、鉱山機械などの開発・製造・販売・サービスの 事業をグローバルで展開している建設機械メーカー。新車販売事業に加えて、部品・サービス、再生 (部品・本体)、レンタル、中古車の「バリューチェーン事業」を拡大し、革新的なソリューションを顧客に 提供する真のソリューションプロバイダーとして、顧客と共に成長をめざす。世界に約 25,000 人の従 業員を擁し、2022 年度(2023 年 3 月期)の連結売上収益は 1 兆 2,795 億円、海外売上収益比率 は 82%。

 ニュースリリース