アイダエンジニアリング、26年4〜6月売上は17.3%減の153億4,700万円

・営業利益は63.9%減、通期予想は据え置き

アイダエンジニアリングは8月28日、2027年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績を発表した。売上高は主に高速プレス機の売上減少により153億4,700万円(前年同期比17.3%減)となった。利益面では減収影響や販管費の増加などにより、営業利益は4億5,700万円(63.9%減)、経常利益は8億100万円(42.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億8,400万円(48.5%減)と減益となった。
一方、受注高は主に大型プレス機(個別プレス機)の増加により205億1,200万円(前年同期比44.2%増)と大幅に回復し、受注残高は635億6,000万円(前年度末比8.8%増)となった。昨年度4Qの様子見モードから一転、1Q後半より個別機や汎用機の受注が大幅に回復し、特に北米やインドの伸びが顕著だった。売上・利益はプレス機の検収や工事進行の一時的な減少で減収減益となったが、想定内の進捗としている。

世界経済は中東紛争による供給制約や物価高の影響を受けつつも、AI関連需要の拡大により緩やかな成長を辿った。ただし、中東紛争の長期化や各国の保護主義の高まりなど下振れ要因が懸念される状況だ。鍛圧機械製造業界では主に国外案件が増加し、当第1四半期連結累計期間のプレス系機械受注額(一般社団法人日本鍛圧機械工業会統計)は513億8,100万円(前年同期比71.3%増)となった。

■地域別業績(所在地セグメント)

  • 日本:主に国外グループ会社に対する高速プレス機売上の減少により売上高79億6,000万円(前年同期比24.6%減)、セグメント利益1億7,700万円(同63.9%減)。
  • 中国:汎用プレス機・サービス売上は増加したものの、高速プレス機売上の減少により売上高17億6,400万円(同39.8%減)、セグメント利益1億円(同56.5%減)。
  • アジア:個別プレス機売上の減少により売上高20億1,300万円(同6.1%減)、セグメント損益は粗利率低下や減収などにより5,300万円の損失(前年同期は1億8,700万円の利益)。
  • 米州:主にプレス機売上の減少により売上高38億7,800万円(同21.3%減)、セグメント利益1億1,800万円(同25.3%減)。個別プレス機の粗利率改善があったものの減収が響いた。
  • 欧州:汎用プレス機やサービス売上は増加したものの、個別・高速プレス機売上の減少により売上高30億8,200万円(同9.9%減)、セグメント利益1,300万円(同42.9%減)。

■通期見通し
2027年3月期通期予想は前回発表(2026年5月15日)から変更なし。売上高800億円(前期比1.7%増)、営業利益57億円(0.2%増)、経常利益60億円(4.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益43億円(0.9%増)を見込む。2Q以降は売上回復により利益改善を見込んでいる。

2027年3月期第1四半期決算短信

決算説明資料