タダノ、最大作業床高さ25.4mの自走式高所作業車「AS-25P」発売

タダノは9月1日、最大作業床高さ25.4mの自走式高所作業車「AS-25P」を9月2日から日本市場向けに発売すると発表した。造船市場やレンタル市場を主な対象とし、25m級の作業性能に加え、経済性、操作性、稼働性、安全性を高めた新機種として投入する。販売価格は2,500万円(税別、装備などにより異なる)で、年間15台の販売を目指す。

AS-25Pは、現場での生産性向上と維持管理負担の軽減を開発コンセプトに据えた。エンジンにはDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルタ)の再生処理を必要としない小型エンジンを採用。DPF再生に伴う作業中断や稼働停止を抑えるとともに、保守・維持管理の負担を軽減し、長時間の安定稼働を可能にした。

燃料タンクは200Lの大容量タイプを搭載。給油回数を抑えることで連続作業を支援し、日常的な給油作業に伴う負荷の低減を図っている。

作業性能では、プラットフォームの最大定格荷重450kgを確保した。さらに、定格荷重250kg時の最大作業半径は17.0mで、25m級の高所作業に加えて広い作業範囲にも対応する。

安全面では、ブーム長さ検出器をはじめとする各種制御用センサーを二重化した。センサー故障に起因する転倒事故や機体損傷のリスク低減を図るほか、過荷重センシングシステム、ブーム伸縮用ワイヤロープの緩み検知機能なども搭載。高所作業における安全性の向上に配慮した。

同社は、1955年に日本初の油圧式トラッククレーンを発売して以来、建設用クレーンや車両搭載型クレーン、高所作業車などを展開している。2023年には世界初となるフル電動ラフテレーンクレーンを発売するなど、建設機械の電動化や環境対応にも取り組んでいる。

今回のAS-25P投入により、造船やレンタルをはじめとする高所作業車市場で、25m級の高所作業ニーズへの対応を強化する。

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