日立建機アメリカ、ホイール式油圧ショベル「ZX180W-7」「ZX220W-7」を北米市場に投入

日立建機アメリカ(Hitachi Construction Machinery Americas):2026年10月20日

日立建機アメリカは、ホイール式油圧ショベル「ZX180W-7」と「ZX220W-7」を北米市場向けに新たに投入した。同社は2027年4月にLANDCROSアメリカ(LANDCROS Americas)へブランド変更を予定しており、今回の新機種投入により油圧ショベルのラインアップと顧客向けソリューションを拡充する。

インフラ工事やユーティリティ工事、道路工事など幅広い現場で、少ない台数でより多くの作業をこなしたいというニーズが高まっている。ZX180W-7は最高走行速度約34.9km/h(21.7mph)、ZX220W-7は約27.5km/h(17.1mph)を実現。燃費性能に優れた油圧システムを備え、多様なアタッチメントに対応することで、現場間の移動性と作業の汎用性を高めている。

■主な特徴は次の通り。
・汎用性と性能
キャビン内モニターからスイング速度やアームの応答性、アタッチメント性能、同時操作時の優先順位などを現場に合わせて設定可能。ZX180W-7は2ピースブームを採用し、狭隘地での効率的な作業を可能にする。同機はフロントブレードとリアアウトリガーを装備。大型のZX220W-7は前後アウトリガーを備え、幅広い用途で安定した作業をサポートする。オートマチックトランスミッションコントロールが走行負荷に応じて最適なギアを自動選択する。
オペレーターの快適性と操作性
新設計のキャビンは長時間作業時の疲労軽減を図り、シート連動のコンソールと人間工学に基づく操作系を配置。オートワーキングブレーキ(AWB)、クルーズコントロール、公道走行モードなどの機能で操作性を向上させた。

・現場安全性の向上
AERIAL ANGLEシステムにより機体周囲270度の俯瞰映像を提供。長寿命で省エネのLED作業灯を採用し、視認性と安全性を高めた。

・コネクテッドサポートと所有コスト低減
ConSite Oilがエンジンオイルと油圧オイルの状態を遠隔監視。日立建機のリモートモニタリングサービスと組み合わせ、機械の状態を継続的に把握し、予防保全や迅速な不具合対応でダウンタイムを抑制する。デュアルエレメント式エアクリーナーや密閉式キャビンフィルターなどの採用により、メンテナンス負荷と総所有コストの低減にも寄与する。

両機種は単なる北米向け新機種にとどまらず、日立建機の日本におけるエンジニアリング技術と製造ノウハウ、顧客第一の理念を基盤に開発された。現代の現場で顧客の生産性向上に貢献するパートナーとして位置付けられている。

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