・制御設計の不具合により下り坂で意図せぬ加速の恐れ、プログラム書き換えを実施
住友建機は10月21日、国土交通省に対し、同社製アスファルトフィニッシャの動力伝達装置に関する改善対策を届け出たと発表した。対象となるのは平成25年から令和8年にかけて製作された計4型式・1,417台で、同日より対策作業の実施を開始している。
■ 不具合の概要と原因
・対象機種は、住友ブランドの「HA60W-8」「HA60W-10」および範多機械(HANTA)ブランドの「F60W4」「F60W5」の計4型式(4車種)。
・走行用コントローラの制御設計が不十分であるため、エンジン始動後の最初の走行操作時に走行用油圧モータがニュートラル相当の状態となることがある。
・この現象が発生した状態で下り坂での走行を開始した場合、エンジンブレーキが効かず、運転者が意図した速度よりも速く走行するおそれがある。
■ 改善措置の内容と対象規模
・全対象車両に対し、走行用コントローラのプログラムを対策品へ書き換える改修工事を実施する。
・製作期間の全体範囲は平成25年3月6日から令和8年9月1日まで。
・車種別の対象台数は、「HA60W-8」が520台、「HA60W-10」が869台、「F60W4」が10台、「F60W5」が18台の合計1,417台となる。
■ 問い合わせ窓口
・本件に関する問い合わせや対象車の確認は、住友建機道路品質保証部道路カスタマーサポートグループ(TEL:050-9002-2301)にて受け付けている。