ホロット(Haulotte)、キロウトゥ(Kiloutou)のイベント向け高所作業車活用を紹介

・フェスティバルや大規模イベントを支える

ホロット(Haulotte):2026年9月30日

ホロット(Haulotte)は9月30日、フランスのレンタル大手キロウトゥ(Kiloutou)のイベント専門部門「キロウトゥ・スポーツ&イベント(Kiloutou Sport & Event)」が、同社製高所作業車を活用して大規模フェスティバルやコンサートなどの舞台裏を支えている事例を紹介した。

キロウトゥは2025年にイベント向けの専用営業部門「キロウトゥ・スポーツ&イベント」を立ち上げた。同部門ディレクターのオリヴィエ・ボワヴァン(Olivier Boivin)氏は「イベント顧客に対し、専用の提案と単一の窓口を提供する」と説明する。同部門は一般機材(小型工具・アクセス機材)から専門機材(発電設備、モジュール建築、交通管理、空調設備など)まで、グループの全専門性を一元的に活用できる体制を整え、年間数百件のイベントをサポート。地元のフェスティバルから世界規模の国際イベントまで対応している。

イベント業界では物流の精度、納期、スケジュール管理、迅速な対応が極めて重要で、納入時間枠が数分に限られるケースや、固定期限での設置完了が求められる場面も多い。ボワヴァン氏は「イベント業界は物流・リードタイム・スケジュール・対応力において並外れた精度を要求する。ミスの余地はない」と強調。機材は前日や夜間に納入し、予備対策を事前に準備、必要時にはチームが待機するなど、先回りした対応を徹底している。

高所作業車は照明リグ、音響システム、カメラ、大型スクリーンなどの設置に不可欠だ。キロウトゥ・スポーツ&イベントはシザーリフト、垂直マストリフト、アーティキュレーテッドブームリフトなど幅広い機材を投入。最近の事例では、作業高約8メートル、水平方向に約20メートル離れた作業エリアへのアクセスが必要となり、当初12メートル級で足りると見えたケースで、最終的にホロットの「HA32 RTJ PRO」(作業高32メートルのアーティキュレーテッドブームリフト)を推奨したという。ボワヴァン氏は「作業高に目が行きがちだが、アウトリーチが決定要因になることもある」と指摘する。

イベントでは機材の信頼性が極めて重要で、故障やダウンタイムが全体に影響を及ぼす。ボワヴァン氏は「顧客は高い信頼性の機材を必要としている。ホロットは業界で広く認知された堅牢性と信頼性の評価を得ている」と述べ、レンタルフリートに投入する前に欧州唯一の規模のテストセンターで信頼性を検証している点を強調した。メーカー側の迅速な技術サポートや専門ホットラインも、分単位で進行する現場で大きな価値を発揮している。

環境要件の高まりも顕著だ。多くのイベント現場で電動機材の需要が標準化し、自治体や会場によっては電動機のみを義務付けるケースも出ている。また、仮設床や敏感な地盤、文化財敷地など重量制限が厳しい現場が増え、「極めて軽量で多用途なアクセス機材を求める声が強まっている。1キログラムの軽量化が、現場へのアクセス可否を左右する」とボワヴァン氏は語る。

ボワヴァン氏は「観客は技術的・人的リソースの規模に気づかない。すべてが無理なく整ったように見えるのがイベントのマジックだ」と締めくくり、ホロットの高所作業車がサイト準備から解体まで各段階を支え、信頼性・堅牢性・多様な現場への適応力でキロウトゥのチームを支えていると評価した。

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