LIXIL、インド・ハイデラバードにサッシ新工場を建設、2028年操業開始

・敷地面積約4万6,000㎡、北部既存工場と相互補完し全域カバー

・「Make in India」政策に沿い地産地消型サプライチェーン構築

・新組織「LHT Global」のもとハウジング事業のグローバル展開加速

LIXIL(東京都品川区)は10月13日、インド南部ハイデラバードに新たなサッシ生産拠点を新設し、生産体制を大幅に拡充すると発表した。新拠点の敷地面積は約4万6,000㎡で、2028年の操業開始を予定している。

インド政府が国内製造業の振興に向けて推進する「Make in India」政策に沿い、現地での生産能力を大幅に強化するとともに、需要の変化に機動的に対応できる地産地消型のサプライチェーンを構築する。インド北部ハリヤナ州工業団地・IMTマネサールにある既存のサッシ工場との相互補完により、拡大する加工済みアルミサッシやスライディングドア用形材の現地需要に迅速に対応する。新拠点の開設を通じてインド全域をカバーし、アジア地域において戦略的に重要な位置づけを担う。

LIXILでは、重点市場におけるハウジング事業のグローバル展開をさらに戦略的に進め、成長スピードを加速させるため、グローバル事業の統括組織「LHT Global」を10月に新設した。本組織はLIXIL Housing Technology(LHT)担当の執行役専務・吉田聡が直接指揮を執る。

新組織のもと、インド市場ではTOSTEMブランドを軸に、同社が独自に展開する施工・供給モデル「Windows in the Box」の推進に注力する。これは高品質な加工済みサッシを梱包し施工現場へ直接配送することで、現地業者による加工工程を省きつつ日本品質を確実に担保する手法だ。今後はTOSTEMブランドのサッシ事業拡大に加え、現地で高まる低炭素・省エネ建材への需要に対応するため、循環型素材ソリューションの展開も段階的に進める予定としている。

LIXIL CEO兼社長の瀬戸欣哉氏は「インドは、LIXILのハウジング事業がグローバル展開を推進する上で、成長を牽引する極めて重要な市場。当社の先進技術と多彩な製品群という強みを生かしながら、現地に密着した強固な推進体制を構築していくことで、アジアにとどまらずグローバルでの成長を加速させ、『世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現』というパーパスの実現に向けて邁進する」とコメントしている。

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