ヤマザキマザック(愛知県大口町)は10月26日、工程集約と加工能力の強化により高生産性を実現する複合加工機「INTEGREX j-300 NEO」「INTEGREX j-400 NEO」シリーズの販売を開始する。第33回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2026)に出展する。
今回、2010年に発売したエントリーモデル「INTEGREX j-200」のシリーズを拡充し、10~15インチのチャックサイズに対応する中型機種を追加した。2024年に発売した8インチチャックサイズの「INTEGREX j-200 NEO」と合わせ、幅広い加工ニーズに対応する。
新シリーズは、第1主軸とミル主軸の性能向上により加工能力を強化し、従来機と比べて最大約40%の切削量向上を実現した。また、第2主軸を搭載した「INTEGREX j-300S NEO」「INTEGREX j-400S NEO」もラインアップに加え、複数工程の集約による生産性向上を図る。
加工性能では、B軸の割出し範囲を拡大するとともに、標準仕様の最小割出し角度を従来の5°から1°に細分化した。オプションでは0.0001°単位の高精度な割出しにも対応し、複雑な多面形状部品や高精度部品など、加工対象の拡大を可能にする。
環境性能では、インバータ式油圧ユニットなどの省エネ機器を採用し、従来機比で約20%の消費電力削減を実現した。さらに、機械稼働時の消費電力を可視化する「エナジーセーバー」を搭載し、ユーザーの省エネルギー活動を支援する。
同社は、工程集約による生産性向上と環境負荷低減を両立する製品開発を通じ、持続可能なものづくりに貢献していく。
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