カルマー、スペインTTIアルヘシラスでSTS・ASCクレーンの予防・是正保全契約を受注

カルマー(Kalmar):2026年9月30日

カルマーは9月30日、スペインのトータル・ターミナル・インターナショナル・アルヘシラス(Total Terminal International Algeciras S.A.、TTIアルヘシラス)と、カルマー・ケア(Kalmar Care)サービス契約を締結したと発表した。同契約は、同ターミナルが保有するシップ・トゥ・ショア(Ship-to-Shore、STS)クレーン8基およびオートメーテッド・スタッキング・クレーン(Automated Stacking Crane、ASC)32基を対象とした機械的な予防保全と是正保全サービスを提供するもの。受注は2026年第3四半期の受注高に計上された。
TTIアルヘシラスはアルヘシラス湾港に位置する2つのコンテナターミナルの一つで、南ヨーロッパ初の半自動化ターミナル。現在、大規模な拡張プロジェクトを進めており、2028年までに取扱能力を210万TEUに引き上げる計画だ。ジブラルタル海峡に面した戦略的な立地を生かし、現行および次世代の超大型コンテナ船(Ultra Large Container Vessel、ULCV)に対応している。同施設はカルマーのサービスを活用したフリートメンテナンスを実施しており、カルマー製ストラドルキャリア23台を運用している。
TTIアルヘシラスのアロンソ・ルケ(Alonso Luque)CEOは「STSおよびASC機器の機械的予防保全をカルマーに委託したのは、同社のプロフェッショナルで迅速な対応力のあるサービスチームと実績を高く評価しているからだ。次世代超大型コンテナ船へのサービスを継続する中で、最大の運用効率と設備稼働率を確保するには信頼性の高いメンテナンスが不可欠」とコメントしている。
カルマーのスペイン・カントリーディレクター、セルジオ・ペラルタ(Sergio Peralta)氏は「TTIアルヘシラスとの長年にわたるパートナーシップを、この新たなカルマー・ケアサービス契約を通じてさらに拡大できることを大変誇りに思う。地元の専任チームがサービス品質の高さを維持し、設備の高い稼働率を確保することで、TTIアルヘシラスが南ヨーロッパを代表する半自動化トランシップメント拠点として発展するのを支えていく」と述べている。

■カルマー(Kalmar)について
カルマー(ナスダック・ヘルシンキ:KALMAR)は、持続可能なマテリアルハンドリング機器・サービスの先駆者を目指し、世界の重要なサプライチェーンで物資を動かす企業。港湾・ターミナル、流通センター、製造・重物流向けに幅広い重機とサービスを提供している。本社はフィンランド・ヘルシンキにあり、120カ国以上で事業を展開、従業員数は約5,300人。2025年の売上高は約17億ユーロ(約3,043億円、179円換算)だった。

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