エピロック、南アフリカのプラチナ鉱山向けに坑内鉱山機械を受注

エピロック(Epiroc):2026年9月30日

エピロックは9月30日、南アフリカのプラチナ鉱山向けに坑内鉱山機械の大型受注を獲得したと発表した。

エピロックは、鉱山・インフラ業界向けに生産性と持続可能性の向上を支援する企業。今回、シバニェ・スティルウォーター(Sibanye-Stillwater)から、南アフリカのプラチナ鉱山向け坑内鉱山機械を受注した。シバニェ・スティルウォーターは世界有数の貴金属鉱山会社で、同社のルステンブルグ(Rustenburg)操業にあるシプメレレ(Siphumelele)立坑でのプラチナ採掘に今回の機械を使用する。

受注には、狭い鉱脈での採掘に適した低床型ローダと多目的車両が含まれる。シバニェ・スティルウォーターは、シプメレレ立坑の機械化を進める継続的なプロジェクトの一環として導入し、安全性と生産性の向上を図る。

エピロックのヘレナ・ヘドブロム社長兼CEO(Helena Hedblom)は、「シプメレレの操業が機械化設備の使用を開始する中で、支援できることを誇りに思う。今回の導入により、シバニェ・スティルウォーターが安全性と生産性を可能な限り高めるために継続して取り組んでいる活動をさらに強化できる」とコメントした。

シバニェ・スティルウォーターの南部アフリカ事業担当COO(最高執行責任者)リチャード・コックス(Richard Cox)氏は、「シプメレレへの投資は、鉱山寿命の延長と既存の鉱石埋蔵量からさらなる価値を引き出すという戦略的方針を示す重要な事例である。エピロックの低床型機械群はシプメレレの採掘条件に適しており、戦略的に重要な今回のプロジェクトを安全かつ効率的に遂行するために貢献する」と述べた。

今回の受注には、低床型ローダ「LHD 5.5 LP」、多目的車両「UV42」のほか、UV42向けの各種カセットが含まれる。

低床型坑内鉱山機械は、エピロックが2023年に買収したAARDマイニング・イクイップメント(AARD Mining Equipment)の技術・製品群を基盤とするもので、坑内採掘における重要な支援・サービス用途でのエピロックの事業基盤を拡大し、坑内採掘分野での同社の地位をさらに強化する。

UV42は、坑内での一般作業、保守、物流などを支援するために設計された多目的車両。カセットはUV42に搭載できる交換式の作業デッキで、車両の稼働率向上に貢献する。人員、工具、爆薬などの輸送をはじめ、さまざまな輸送用途に対応する。

機械の納入は2026年第4四半期から開始する予定。

■ エピロック(Epiroc)について

エピロックは、鉱山・インフラ業界の顧客向けに生産性向上を支援し、持続可能な社会への移行を促進するグローバル企業。掘削リグ、岩盤掘削・建設機械、工具など、露天掘り・坑内採掘向けの革新的で安全な機械・製品を開発・提供している。また、サービスやアフターマーケット支援に加え、自動化、デジタル化、電動化に向けたソリューションも提供する。本社はスウェーデン・ストックホルム。2025年の売上高は約620億スウェーデンクローナ(約9,920億円、16円換算)で、約150カ国の顧客を支える従業員数は約1万9,000人。

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