トプコン、コンパクトトラックローダー向けマシンコントロールシステム「3D-MC Edge」を発売

・グレーダーブレード自動制御で中小規模現場の施工を効率化・高精度化

トプコン(東京都板橋区)は10月19日、コンパクトトラックローダー(CTL)に装着可能なグレーダーブレード用マシンコントロールシステム「3D-MC Edge」を発売した。CTLの機動性とブレード自動制御を組み合わせ、中小規模の建設現場における敷き均しや整地、路盤施工などの効率化と高精度化を図る。発売日は10月16日。

建設業界では技能者不足や熟練オペレーターの高齢化を背景に、ICT施工による省人化・生産性向上のニーズが高まっている。一方、住宅街や市街地の狭い道路、駐車場、外構工事など中小規模現場では、大型建機向けマシンコントロールシステムの導入が難しいケースもあり、コンパクトで扱いやすいソリューションが求められていた。

「3D-MC Edge」は3次元設計データに基づき、CTLに装着したグレーダーブレードを自動制御する。オペレーターの作業機レバー操作をアシストし、熟練度に左右されず安定した仕上がりを実現する。位置情報センサーには建設現場で広く活用されている「杭ナビ」を採用。建物周辺や樹木・構造物の近くなど、GNSSの利用が難しい現場でも高精度な施工が可能だ。

システム構成を必要最小限に絞り、初期投資を低減するとともに取り付け・運用の負担を軽減。初めてマシンコントロールを導入するユーザーでも扱いやすい設計とした。モニターには取り外し可能なAndroidタブレットを採用し、マシンコントロール用ソフトに加え土木用フィールドアプリケーション「Pocket 3D」も利用可能。測量から設計データ作成、施工までを同一システムで完結できる。操作画面は共通UIを採用し、測量・設計・施工の各作業を同じ操作感で行える。

施工中の刃先位置情報を20Hzの高転送レートで更新し、スムーズなブレード制御を実現している。なお、順次ブレード搭載の建機に対応を拡大する予定で、対応機種・アタッチメントについては問い合わせが必要。

トプコンは今後も現場ニーズに柔軟に対応し、ICTを活用した施工の省人化・高精度化を推進。建設現場のDXと生産性向上に貢献していく方針。

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