ユンハインリッヒ、キューネ・ナゲルと約5,000台の産業車両で国際枠組み契約を締結

ユンハインリッヒ(Jungheinrich AG):2026年9月28日

ユンハインリッヒは9月28日、キューネ・ナゲル(Kuehne+Nagel Group)と国際枠組み契約を締結したと発表した。対象は約5,000台の産業用車両で、欧州の複数国に適用する。複数年にわたる戦略的な国際パートナーシップとして、レンタル車両の統一的な管理やデジタルによる集中管理を進め、効率性、透明性、運用の柔軟性を高める。

契約は、ユンハインリッヒの「Rental Fleet Management」に基づくレンタル・サービスコンセプトの一環として、産業用車両の長期的な提供と管理を行うもの。同システムは、大規模な車両群を保有する国際的な事業者向けに開発され、基幹車両群と、需要に応じて柔軟に拡張できるレンタル車両を効率的に組み合わせることができる。

さらにユンハインリッヒは、キューネ・ナゲル向けに同システムをカスタマイズした「KN-RFM+」を開発した。車両群の柔軟性と高い稼働率の実現を重視したもので、拠点や国境を越えた車両群の一元管理に加え、透明性や比較可能性を高める。

ユンハインリッヒのナディーン・デスピニュー(Nadine Despineux)最高営業責任者は、「今回のパートナーシップは、単なる産業用車両の提供をはるかに超えるものである。レンタル・フリート・マネジメントを通じて、キューネ・ナゲルが国際的に統一され、透明性と柔軟性を兼ね備えた、効率性を重視した車両管理モデルを導入できるよう支援する」と述べている。

今回の契約では、ユンハインリッヒの製品群からリチウムイオン技術を採用したエネルギー効率の高い産業用車両などを導入する。これらの車両は、高い稼働率、短い充電時間、メンテナンスフリーのバッテリーシステムを特徴とし、標準化された車両群による複数拠点での運用に適している。

キューネ・ナゲル側では、複雑化する物流要件と長期的なオペレーションの発展について、両社が共通認識を持つことが今回のパートナーシップの基盤となっている。

キューネ・ナゲルのエドゥアルド・ラズック(Eduardo Razuck)契約物流担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼取締役会メンバーは、「物流における要求は急速に変化している。当社のオペレーションに関する専門知識と、ユンハインリッヒのフリート管理能力を組み合わせることで、複数市場の事業ニーズに対応する拡張性と透明性を備えたソリューションを構築している。市場要件や顧客の期待の変化に、より効果的に対応できるアプローチを共同で構築していく」とコメントしている。

ユンハインリッヒはすでに、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクなど欧州の複数国で、キューネ・ナゲルのフリートパートナーとして事業を展開している。今回の枠組み契約締結により、両社のパートナーシップをさらに強化する。

今回の契約は、ユンハインリッヒの国際市場におけるポジションを強化するとともに、今後、協業をさらに他国へ展開し、長期的に発展させるための基盤となる。

ニュースリリース