豊田合成、インド中西部マハラシュトラ州に内外装部品工場を新設、2029年前半稼働へ

豊田合成(愛知県清須市)は9月24日、成長を続けるインド自動車市場での事業拡大を目指し、マハラシュトラ州ビドキン工業団地に工場を新設すると発表した。主要顧客である日系カーメーカーの生産能力拡大に対応するためで、バンパーやインストルメントパネルなどの大型内外装部品の生産を2029年前半から開始する予定。投資額は約57億5,800万ルピー(約93億円、1ルピー=1.7円換算)。グループ会社・豊田合成サウスインディアの分工場として位置づけ、同国で8つ目の拠点となる。

新工場では効率的なモノづくりを追求し、自動で金型などの段取り替えが可能な最新の大型成形設備や、IoT・DXを活用した生産管理システムを導入する。さらに、協働ロボットとからくり技術を組み合わせて投資コストを抑制する「賢い自動化工程」(タイ拠点で開発し他地域展開を進めるもの)も採用する。主な設備として大型電動樹脂成形機、高品質バンパー塗装工程、自動搬送機、太陽光発電パネルなどを備える。

インドでは従来の小型車需要に加え、多目的スポーツ車(SUV)の人気が高まり、自動車生産の拡大が進んでいる。同社はインドを重点市場と位置づけ、開発・生産体制を強化して安心・安全で快適なモビリティ社会の実現に貢献していく方針だ。なお、トヨタ自動車がトヨタ・キルロスカ・モーターの新工場を同ビドキン工業団地に建設することを決定しており、生産開始は2029年前半を予定している。

■新工場の概要

  • 所在地:インド国 マハラシュトラ州ビドキン工業団地
  • 面積:土地 約78,400㎡、建屋 約29,200㎡
  • 生産品目:内外装部品(バンパー・インストルメントパネル)、セーフティシステム製品(エアバッグ・ハンドル)、機能部品(樹脂フューエルフィラーパイプ)など
  • 生産開始:2029年前半(予定)
  • 従業員数:約570名(2030年時点)
  • 主な設備:大型電動樹脂成形機、高品質バンパー塗装工程、自動搬送機、太陽光発電パネルなど
  • 投資額:約57億5,800万ルピー(約93億円)
    豊田合成サウスインディア(株)の概要
  • 設立:1998年9月
  • 資本金:3億400万ルピー
  • 所在地:インド国 カルナタカ州
  • 代表者:Bijay Krishna Shrestha(ビジャイ クリシュナ シュレスタ)
  • 従業員数:1,688名(2026年3月末)

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