日本鍛圧機械工業会は9月8日、2026年8月の鍛圧機械受注実績を発表した。受注総額は361.4億円で、前年同月比42.6%増となり、5月度から4カ月連続で前年実績を上回った。プレス系、板金系、サービス系のいずれも前年同月比で増加した。特に輸出が2.7倍と大幅に伸長し、中国、南アジア、北米向けなどが受注を牽引した。一方、国内受注は減少した。
機種別では、プレス系機械が173億円で前年同月比68.5%増となった。小型プレスが3.9倍、大型プレスが9.5倍、超大型プレスが3.9倍と大幅に増加した。一方、中型プレスは3.8%減、油圧プレスは65.6%減、フォーミングは57.1%減、周辺装置は59.2%減となった。プレス系は輸出が大幅に増加したものの、国内向けは減少した。
板金系機械は105.5億円で同39.8%増となった。パンチングが91.6%増、ブレーキ・シャーが22.9%増、レーザ・プラズマが27.4%増と、主要機種がいずれも前年実績を上回った。板金系は国内・輸出ともに増加した。サービス系は82.9億円で同10.2%増となった。
国内受注は97.6億円で前年同月比13.1%減となった。業種別では、一般機械向けが44.8%増、電気向けが2.6倍となった。一方、鉄鋼向けは18.5%減、金属向けは33.3%減、輸送機械向けは55.3%減となった。
輸出受注は180.9億円で前年同月比2.7倍と大幅に増加した。地域別では、韓国・台湾向けが25.6%増、中国向けが91.4%増、インド向けが11.8倍、欧州向けが2.2倍、北米向けが2.9倍と、それぞれ大幅に伸長した。一方、東南アジア向けは22.0%減となった。
同工業会によると、8月は輸出受注が大幅に増加し、全体の受注を押し上げた。プレス系では小型・大型・超大型プレスが大きく伸長したほか、板金系、サービス系も前年実績を上回った。国内受注は減少したものの、中国、南アジア、北米など海外市場の好調が続き、全体では4カ月連続の前年同月比プラスとなった。