オフハイウェイ車市場、2030年に780万台へ

・27年は北米13%、EMEA9%の建機生産増を予測

英調査会社インタラクト・アナリシス(Interact Analysis)は9月1日、世界のオフハイウェイ車市場が低迷局面を脱し、今後10年間にわたり堅調な成長が見込まれるとの調査結果を発表した。農業機械やマテリアルハンドリング機器が市場拡大をけん引するとともに、電動化も進展すると予測している。

同社が収集したデータによると、世界のオフハイウェイ車市場は2024年の580万台から2025年には600万台へ拡大。2030年には780万台に達すると予測している。市場拡大の中心となるのは農業機械とマテリアルハンドリング機器である。

建設機械の生産も今後回復が見込まれる。地域別では、北米および欧州・中東・アフリカ(EMEA)で生産の伸びが予想され、2027年には北米が前年比13%増、EMEAが同9%増となる見通し。一方、中国およびアジア太平洋地域全体では、生産が減少すると予測している。

電動化も市場構造を変える要因となる。バッテリー電動車(BEV)は、2025年にはオフハイウェイ車市場の33%を占めるとされるが、2035年には44%まで上昇すると予測。特に屋内で使用される機械や、作業サイクルが比較的予測しやすい機械を中心に、マテリアルハンドリング分野が電動化の進展を大きくけん引するとみている。

出力別では、18kW未満の小型機械が依然として市場の大きな部分を占めており、オフハイウェイ車全体の43%を構成している。同社は、今後10年間の後半にかけて電動機械の採用がさらに進み、より大型の機械カテゴリーにも電動化の波が広がると分析している。

オフハイウェイ車市場は、農業、建設、物流など幅広い産業を基盤としており、今後は需要回復に加え、電動化が市場成長の重要なドライバーとなる見通しである。

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