ドイツ(DEUTZ)、印キルロスカー・オイル・エンジンズと戦略提携

・1.6リットル級エンジンを追加、オフハイウェ向け低出力帯を強化

ドイツ(DEUTZ):2026年9月3日

ドイツ(DEUTZ)は9月3日、インドのキルロスカー・オイル・エンジンズ・リミテッド(Kirloskar Oil Engines Limited、以下コエル=KOEL)と戦略的協力協定を締結したと発表した。コエルはオフハイウェー向けディーゼル・ガスエンジン製造で実績のあるインドの産業企業。これによりドイツ(DEUTZ)は、現行の2.2リットル以上をカバーする高規制対応エンジンポートフォリオを、1.6リットル級まで拡充する。

ドイツ(DEUTZ)のエンジン事業ユニットCEO、マルクス・ヴィリンガー(Markus Villinger)氏は「1.6リットルエンジンにより、低出力帯にコンパクトで高性能なソリューションを明確に追加できる。キルロスカー・オイル・エンジンズとの協業で、ダウンサイジングや2リットル未満の信頼性の高いドイツ(DEUTZ)ソリューションへの需要拡大といった市場トレンドに応える。グローバルなサービス網と合わせ、顧客は安定した部品供給、技術サポート、ライフサイクルサービスを享受できる」と語った。

新エンジンは自然吸気のD1.6とターボ過給のTCD1.6の2タイプ。水冷3気筒で電子制御直噴と高圧コモンレールシステムを備え、出力範囲は18~41.2kW。効率的な燃焼、コンパクトな寸法、柔軟な搭載性により、建設機械、マテリアルハンドリング、産業用途など多様な機械コンセプトに対応する。頑丈なエンジンプラットフォームは、米国環境保護庁(EPA)およびカリフォルニア州大気資源局(CARB)のTier 4、欧州のEU Stage V排出ガス規制を満たす。第1弾は2027年第1四半期から提供開始の見込み。

キルロスカー・オイル・エンジンズのグローバル・インダストリアル・ビジネス社長、アンモル・バトラ(Anmol Batra)氏は「ドイツ(DEUTZ)とキルロスカー・オイル・エンジンズは、インド市場向けエンジン・駆動ソリューションで長年の産業協力関係を築いてきた。今回の協定によりこのパートナーシップを基盤とし、コンパクト駆動ソリューションでの協業を地域を超えて拡大できることを喜ばしく思う」と述べた。同社はディーゼルエンジン、発電機、ポンプの設計・製造で豊富な実績を持ち、農業、インフラ、産業分野で事業を展開している。

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