千代田化工建設、長崎県松浦地点のCO2液化設備FEED業務を受注

・Jパワー・九州電力のCCS事業化向け、2030年代初頭の実現を支援

千代田化工建設は9月29日、電源開発(Jパワー)と九州電力が共同で検討する長崎県松浦市の石炭火力発電所向けCO₂分離回収・液化・一時貯蔵・出荷設備のうち、CO₂液化設備に係る基本設計(FEED:Front End Engineering Design)業務を8月12日付で受注したと発表した。

本業務は、Jパワーと九州電力が独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の「2026年度先進的CCS事業船舶輸送案件に係る分離回収・液化・一時貯蔵・出荷設備の設計作業等」委託公募で「松浦クラスター」として受託した設計作業の一環。千代田化工建設がCO₂液化設備のFEEDを担当する。

同社はこれまでの実現可能性調査(FS)結果を踏まえ、本業務を通じて将来のCCS事業化判断に必要なCO₂液化設備の仕様やレイアウトなどの詳細検討を実施。効率的かつ経済的な事業化の実現を積極的に支援する。

対象地点はJパワー松浦火力発電所2号機(出力100万kW、1997年7月運転開始)と九州電力松浦発電所2号機(出力100万kW、2019年12月運転開始)。両所で液化CO₂の想定出荷量は各100万トン/年を見込み、設備共用による合理化・運用効率化を図る。

千代田化工建設は総合エンジニアリング会社として、CCSを含むカーボンニュートラル実現に貢献する技術の社会実装に多方面から取り組んでおり、ミッションである「エネルギーと環境の調和」を通じて持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。

ニュースリリース