・卓越した性能がもたらす優位性
ワッカー・ノイソン(Wacker Neuson):2026年9月10日
ワッカー・ノイソン(Wacker Neuson)は9月10日、2026年秋の新製品として、ホイール式油圧ショベル「EW135」とホイールローダー「WL750p」「WL950p」を発表した。高い作業性能に加え、オペレーターの快適性や安全性を高める機能を搭載。アタッチメントを活用した多様な作業から迅速なマテリアルハンドリングまで、生産性と作業精度の向上を図る。
■EW135ホイール式油圧ショベル
EW135は、固定式ブームシステム、インテリジェント油圧システム、MiC 4.0技術を採用し、各種アシストシステムへの対応を想定した次世代ホイール式油圧ショベルである。同社は10t以下のホイール式油圧ショベルで市場をリードしており、EW135ではその技術をさらに上位の性能レンジへ展開する。
高い吊り上げ力とデジタル化、最新アタッチメントの本格的な活用を想定して設計。スイングコンソールを設けず、アーティキュレーテッドブームを車体に固定する構造を採用した。これにより動力を直接伝達でき、機械の安定性を高めるとともに、より高い吊り上げ力を実現する基盤とした。
インテリジェント油圧システム、MiC 4.0技術、最新アタッチメントとのシームレスな統合により、精密な作業と多様な施工現場への対応を可能とする。電気油圧式パイロット制御システムは、機械の動きを高精度かつスムーズに制御でき、作業内容に応じてオペレーターやアタッチメントのプロファイルを個別に保存し、柔軟に設定できる。
安全面では、Active Working Signal(AWS)、auto Brake、10インチのHuman Machine Interface(HMI)を備えた高度な過負荷警告システム、側面・後方カメラ、360度視界などを搭載。潜在的な危険を早期に把握できるようオペレーターを支援する。LED作業灯、高視認性カラーを採用した乗降ステップ、高い車体安定性も安全性を高める。
最高走行速度は35km/h。高い機動性と多様な作業への対応力を備え、過酷な用途向けの機械性能と、現代のホイール式油圧ショベルに求められる柔軟性を両立した。高出力、精度、デジタル化への対応を一体化した機械と位置付ける。
■「P」はPerformance、WL750p・WL950p
新型ホイールローダーWL750pとWL950pは、日常の施工現場における作業効率を追求したモデルである。高い押し力と油圧性能を備え、最高走行速度40km/hを実現。効率的なマテリアルハンドリング、高い処理能力、オペレーターの快適性を1台にまとめた。「P」はPerformance(性能)を意味する。
開発では、オペレーターの快適性と安全性を重視した。360度の視界を最適化するとともに、作業エリアを明るく照らす照明、エルゴノミックなキャビンを採用。集中して安全に作業できる環境を整えた。
操作系では、ディスプレイ、ジョグダイヤル、ジョイスティックによる直感的な操作コンセプトを採用。ローディングアシスタント、自動バケットリターン、リフト高さリミッターなどのアシストシステムに直接アクセスできる。繰り返し作業をアシストすることで、安定した生産性を確保する。
Power Driveシステムにより、変速や走行段の切り替えを行わずに最高40km/hで走行できる。これにより、けん引力を途切れさせることなく常時確保しながら、快適かつ効率的な機械操作を可能とする。
さらに、Load Sensingシステムと標準装備のフローシェアリングにより、高い作業性能を実現する。ロードセンシングポンプとフローシェアリングバルブを組み合わせ、必要な箇所へ必要な油圧動力を供給する。これによりエネルギー消費を抑えながら、複数の作業動作を快適性を損なうことなく同時に行えるほか、より高精度な操作と生産性向上につなげる。
ワッカー・ノイソンは、これら新製品を通じて、オペレーターをインテリジェントなアシストシステムで支援しながら、高い性能、操作性、安全性を両立。施工現場の効率化と将来の要求への対応を支援する。
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