・データセンターおよびフィジカルAI向け自動化設備
・一貫生産ラインに方針転換
・投資予定額は約26億円に増額、下林拠点は補完機能を担う
NITTOKU(さいたま市大宮区)は10月28日、愛媛事業所(北方)の新設計画に関し、工事請負契約を締結したと発表した。契約締結日は2026年10月2日、契約金額は約20億円。2026年9月18日の取締役会で決定した。
同社は2024年5月17日に「愛媛事業所(仮称)」の新設を公表していたが、今回、名称を「愛媛事業所(北方)」に具体化するとともに、事業内容や規模、スケジュールなどを見直した。
事業内容は当初の「HEV/EV用バッテリー製造装置等の製造」から、「データセンターおよびフィジカルAI等の部品製造に用いられる自動化設備及び一貫生産ラインの設計・製造」に変更した。事業環境の変化と受注動向を踏まえ、活用方針を見直したことによる。
立地場所は愛媛県東温市北方字田中甲3155番1。下林エリア(愛媛県東温市下林字タテワリ丙173番地40、丙173番地42)は北方拠点の機能を補完する位置づけとなる。土地面積は19,845.18㎡に確定した(前回公表は約18,800㎡)。
工場は鉄骨造2階建て。敷地面積15,664.96㎡、建築面積3,177.10㎡、延床面積5,759.08㎡。引渡予定日は2027年9月、操業開始は2027年10月を予定する。投資予定額は約26億円(前回公表は約15億円)に増額した。土地面積の拡大、建築コストの上昇、設計・仕様・規模の具体化が主な要因。
下林拠点は2024年5月に引渡し・操業開始済み。北方拠点は部材費の上昇や遅延などを受け、建築計画や工事工程を精査した結果、スケジュールを後ろにずらした。
同社は2027年9月の引渡し後、設備移設などの操業準備を進め、同年10月の操業開始を目指す。2027年3月期の連結業績への影響は軽微で、2028年3月期以降も現時点で重要な影響は見込んでいないとしている。
■愛媛事業所(北方)の概要
・名称:愛媛事業所(北方)
・事業内容:データセンターおよびフィジカルAI等の部品製造に用いられる自動化設備及び一貫生産ラインの設計・製造
・立地場所:愛媛県東温市北方字田中甲3155番1
・工場概要:鉄骨造2階建
・敷地面積:15,664.96㎡
・建築面積:3,177.10㎡
・延床面積:5,759.08㎡
・引渡予定日:2027年9月(予定)
・操業開始時期:2027年10月(予定)
・工事請負契約金額:約20億円
・投資予定額:約26億円